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ビスケット通信

小説(とたまに絵)を書いてるブログです。 現在更新ジャンルは本館で公開した物の再UP中心。 戦国BASARAやお題など。

カテゴリー「マリーのアトリエ(クラマリ)」の記事一覧
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クライスに惚れ薬を…3


「え…ええと…どうしよう…」

あたふたおろおろするマリー

「やっぱりマルローネさんは変です…さ、横になりましょう」

「だ…大丈夫だからっ!クライスこっちこないでっ!」

クライスが一歩近づくと同時に、マリーも一歩下がる

「マルローネさんが大丈夫と言っている時は大丈夫じゃない時……往生際が悪いですよ」

とん…

「ひぇぇ…!大丈夫…じゃないけど…大丈夫っ」

後ろは壁
横に逃げても斜めに詰めよってくるだろう
逃げる場所無し
絶体絶命(?)のマリー

「さぁ、捕まえました♪」

「くっクライス!離しなさいよっ!ひゃっ?!」

必死の抵抗を試みたものの、クライスの素早さと、爆弾を持ってないマリーは普通のか弱い少女…男女差の力の違いに負け、簡単に持ち上げられた

「降ろしなさいよぅっ!」

自分の顔が恥ずかしさで真っ赤になっているのが分かり、さらにじたばたする

マリーを寝室に運び、ベッドに寝かした

「おとなしく寝てないと駄目ですよ?でないと強制的におとなしくさせますからね♪」

「なっ…言われなくてもおとなしくしてるわよっ!ばかっ」

ぼふっと布団に潜った
真っ赤な顔と、落ち着かない心臓の音を隠すように

「マルローネさん、何か欲しい物はありますか?」

「……お酒」
「お酒は元気になってからにしてください。他に何かありますか?依頼が溜まって…」
「それだわっ!クライス~依頼の残りをお願い!」

がばっと起き上がり、クライスにウインクしてお願いする

(やったね☆溜まってる依頼が解消されるよ~♪)

「依頼一覧はコルクボードに貼ってあるから。よろしくねっ!」

「…わかりました。マルローネさんの為なら、出来る限り何でもしますからね。何かあったら呼んで下さい」

いやっほーう☆と叫びそうになるのをぐっと我慢して、布団をかぶった

「うふふ…クライスがあたしの下僕にでもなったような感じね…」

布団に顔を埋めて笑うマリー

それからも、買い物や料理、掃除洗濯までクライスにやらせていた


惚れ薬の効き目が切れるまで、天国気分でいるマリーであった……





☆終わり☆



##あとがき##
うーん…無理矢理すぎたかなぁ…
全年齢指定だと難しいなぁー
きっとマルローネ一直線なクライスは
「マルローネさんの為なら何でもしますよ。その変わりにあなた自信でお返ししてもらいますから♪」
なーんて思ってたりvvきゃー(殴)

うーん…
薬の切れた後のクライスは魔王より恐ろしいかもねー
そのお話は書く…かも?

とにかく
最後まで読んでくれて有り難う御座いました~
(*^_^*)

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クライスに惚れ薬を…2


「そ…それは……」

顔を青ざめて、ガタガタと震えるマリーを心配そうに見るクライス

「マルローネさん、どうかしましたか?顔が青いですよ?風邪でもひいたんじゃ…」

「あわわ…どうしよう…あれは…………ほ…惚れ薬入りクッキー…」

そう、マリーが作ったのは普通のクッキーに惚れ薬を加えた物

惚れ薬入りのクッキィーを食べたクライスは、一番初めに見た「マリー」を好きになる
つまりクライスがマリーを愛するようになるという物

お金持ちのお嬢様に頼まれて作っていた…

「はぁ…どうしよう…」

ぼそぼそとしゃべれマリーに、クライスは近づいていき、マリーのおでことクライスのおでこを合わせる

「…なっ……」

(顔がっ…顔が近い………わ…クライスって結構まつ毛長いんだ…)

「少し熱いですね…念のため少し横になったほうがいいです」

「はっ!…ク…クライスが変になったわ!」

顔が熱いのに気付き、慌てて一歩後退りする

「……?…僕はいつも通りですが」

普段クライスは自分のことを「私」と言うのに、薬の効果なのか戦闘中にしか使わない「僕」に変わっている

「え…ええと…どうしよう…」






##あとがき##
クライスがマリーに猛アタック?な感じになりそう
そこまでクライスを変化させる惚れ薬って…!
欲しいわぁ……(え)

ここまで読んでくれて有り難う御座いました…!!

クライスに惚れ薬を…


「できたぁ♪」

うーんと伸びをして、一息つく

「さてと…これは置いといて…あ!そういえばシアにほうれんそうSを頼まれてたんだった!明日までなのにっ」

マリーは調合し終わったら品を、机の上に置いて、倉庫に向かった

「えーっと…ほうれんそうは確か…」

がさがさと探し物をしている時…

トントントン

「はぁーい?」

探し物を中断して、工房のドアを開けた

「こんにちは。様子を見に来ました」

「なんだクライスかぁ…ちょっと今忙しいから、机の上のやつ食べながら待ってて」

パタパタと倉庫に戻っていくマリー

「また依頼に追われてるんですか…懲りない人ですね…」

やれやれ…といいつつ、机の上に置いてある物に目をやる

「これですか…見た目は悪くありませんね」

手に取り、口に運ぶ

クライスもまた、何の躊躇もなく手をつけるのは、マリーに懲りてない証拠

「クライスお待たせー…って…あぁっ?!それは~っ!」

口をパクパクさせているマリー

「味は不味くはありませんね……?マルローネさん、どうかしましたか?」

「そ…それは……」






##あとがき##
クラマリにはまっちゃいました…
マリーがクラマリを意識しちゃうお話
直ぐ終わる予定…
長くなったらどうしよう…?

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プロフィール

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堕天使エレナ
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女性
職業:
学生
趣味:
絵描き 執筆 読書 ゲーム 寝る 妄想 便せん作り
自己紹介:
うえのイラスト画像はいただきもの。
オンラインでは執筆を
オフラインではイラスト中心に活動中デス
ギャルゲー、音ゲー、RPG系、シュミレーションゲームが好き
格ゲーやアクションは苦手

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