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ビスケット通信

小説(とたまに絵)を書いてるブログです。 現在更新ジャンルは本館で公開した物の再UP中心。 戦国BASARAやお題など。

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子供の日A~黒曜編~

「子供の日」の続編SSの黒曜編
※ちなみにフリー配布です(あ、雲雀編も)



「えっと…じゃあオレは…京子ちゃんと、黒曜中の人達にしようかな」
「じゃあ途中までお供します!オレ笹川兄の分届けますから!」
「ありがと。えっとリボーンは…ってあれ?」

既に居ない…しかも何気に机にメモ置いてあるし

「えーっと…ヴァリアーに渡しに行ってくる…か」

リボーンとヴァリアーって…大丈夫かな…多分大丈夫だと思うけどさ

「じゃあ残りは獄寺君、お願い出来るかな?」
「了解っす!」
「みんな、気をつけてね~」
「いってきまーす」



家を出てしばらく歩くと、獄寺君が辛そうな顔をしている

「獄寺君、だ…大丈夫?」
「全然大丈夫っ…ですっ!十代目の右腕はっ!こんなことじゃへこたれませんからっ!」
「そ…そう」

ずっと変わらずに右腕右腕と言い続ける獄寺君に、憧れすら抱く今日この頃

「つ…着いたっすね…」
「じゃあ、オレが押すね」

インターホンのボタンをぽちりと押せば、呼び出し音が鳴り響く

『はい?』
「えっと、沢田ですけど…」
『あ、ツナ君!待ってて、今行くから』

ガチャンと受話器を戻す音がし、隣の獄寺君を見る

「京子ちゃん居て良かったね?」
「…そうっすね」

…?微妙に浮かない顔をしてる気がするのは気のせいかな…
そうこうしてるうちに、玄関のドアが開き、京子ちゃんが出てきた

「どうしたの?」
「うん、母さんが柏餅沢山作ったから、みんなにお裾分けしようと思って」
「ありがとう~」

柏餅の入った箱を渡すと、京子ちゃんは笑顔を浮かべながらお礼を言ってくれた
獄寺君のやつからも一つ取って、それも京子ちゃんに渡した

「これお兄さんの分なんだ」
「わぁ!ちょっと待ってて、お兄ちゃん呼んでくるから」
「え、いいよっ!」
「お兄ちゃ~ん!」

京子ちゃんはお兄さんを呼びに家に戻って行ってしまった

「…」

獄寺君も苦笑いを浮かべながら笑っている
しばらく待つと、ドタバタと音が聞こえ、何事かと玄関のドアを見ると、勢い良くドアが開いた

「沢田!極限に嬉しいぞ!」
「う、うん。なら良かった」
「ツナ君、良かったら上がって?ケーキあるんだ」

ケーキ…でも残りの柏餅を黒曜の人達に届けないといけないしなぁ…
どうしよう…

「ツナ君?」
「えっと…寄って行きたいのは山々なんだけど…まだ柏餅配らないといけないんだ…」
「そっか、残念だね…」

う゛わ…凄く心が痛い…

「その…ごめん」
「いいよ。あ、じゃあ配り終わって、もし時間があったらうちに来てね!」
「うん、ありがと!じゃあ、また。京子ちゃん」
「またね、ツナ君」
「また来い!」

天使のような(+太陽のような)笑顔に見送られ、オレと獄寺君は京子ちゃんの家を離れた

「獄寺君どうしたの?一言も喋らなかったけど…」

京子ちゃん家に着いてから、全く喋っていなかったから、オレはちょっと獄寺君が心配

「べ、別になんでもないっすよ!ただ荷物が重かっただけですから」
「…そう?ならいいんだけど…無理、しないでね」
「はい…」

元気無さげな獄寺君にどう声をかけていいか分からずに、分かれ道まで来た

「十代目、お気をつけて下さいね!」
「獄寺君もね!」
「分かりました!」

さっきとは裏腹に、元気な獄寺君を見て、オレはほっと一安心した

ここから黒曜ランドまでは遠いけど、頑張って行こう…



一方黒曜ランドでは…

「今日は子供の日らびょん!柏餅食べたいびょん!」
「柏餅…作る?」

犬のわがままな要望に、クロームが骸に問う

「駄目です。経費節約の為にそんな無駄な物は食べていられません」

黒曜ランドの収入は少ない。日々生活するのが手一杯な程ということで、犬の要望は却下された

「骸様…私も…柏餅、食べたいな…」
「クローム…ですが…」
「あの~…すみませーん…」

部外者の声に、千種は視線だけを、それ以外の黒曜メンバーは、声の発せられた方向を見た

「沢田…綱吉君…?」
「ボス…?どうして、ここに…?」
「えっと…」

向けられた顔にはにかみながら、柏餅の入った箱を近くのテーブルに置き、骸に近づいた

「骸、今日は子供の日だよね。で…母さんが柏餅沢山作ったから、お裾分けに来たんだ」
「本当らびょん?!」

ツナの言葉を聞いた途端に、犬は柏餅の入った箱に飛び付く(食いついた)

「犬、はしたないですよ。沢田綱吉、ありがとうございます…何かお礼を…」

骸が静止の言葉をかけると、犬は残念な顔をしながら手を止め、柏餅の入った箱を見つめた
お礼は何かないかと探し始めた骸に、慌ててツナは止めた

「いや良いんです!本当良いですからっ!」
「それでは僕の気がすみませんっ!」
「で…でも…」

骸の気迫にツナは腰が引け、それ以上は何も言わなかった
しばらくして、骸が一つの小箱を持ち奥から出てきた

「沢田綱吉、貴方にこれをあげます。是非とも受け取って下さい♪」
「なんかすみません…」

申し訳無いと思いながらも断りきれず、笑顔の骸から渋々小箱を受け取る
中身は何だろうと視線を骸に向けると、骸はにこにこと笑いながら早く開けるよう薦めた

「開けてみて下さい♪」
「う、うん」

恐る恐る箱を開ける

「……………これ何?」

ツナが顔をひきつらせながら皆に問う

「クフフ…クフフフフフ…」

楽しげに笑う骸に、クロームが不安気な顔で、それが何かを言った

「…これ…『メイド服』…だよね…骸様…」
「えぇ、いつか綱吉君に着せてみようと思い買っておいた物です」
「趣味悪い…」
「もう食っていいれすか~骸しゃん…」

犬はメイド服に興味も示さずに、柏餅の入った箱を見つめ続けていた

「犬、もう食べていいですよ…(なんだか見ていて哀れですよ…)」
「やったびょん!」

骸が待ったを解除すれば、犬は勢い良く包みを開けて、柏餅を食べ始めた

「オイ…骸…」
「何でしょうか♪それより今すぐメイド服を着て下さい♪写真撮りましょう♪クフフフフフ♪」

ツナに死ぬ気の炎が宿り揺らめいてる事には気づかず、ウキウキとカメラを探している骸の肩をツナは掴んだ

「分かっているな」
「つ…綱吉君?」
「…自業自得」

千種の声と共に、骸の悲鳴が黒曜センター内に響いた※どんな悲鳴かは想像にお任せします(笑)


「と…冗談はこの辺にしておきましょう…」

血だらけになりながらも、骸はふらふらと立ち上がった

「骸様…大丈夫?」
「えぇ…クローム、心配させてすみませんでした。たいした怪我でもありませんので、心配しないで下さいね…」

心配そうにクロームが見つめれば、骸は笑顔で答えた

「でもあれ、致命的だびょん…」
「犬、骸様は大丈夫だ。応急処置はしたから」

小声で話す犬達の会話はもちろん骸の耳に入っていた

「さて…今日は子供の日…沢田綱吉にはこれをあげますよ」
「………(じー…)」

訝しげに見る視線に少々苦笑いしながらも、小さなこいのぼりをツナに渡した

「さぁ、みんなで綱吉君の柏餅を食べましょう♪」

くるっと犬達に振り返ってぱんぱんと手を叩けば、柏餅の包みを開け始めた

「とっても、美味しそう…」
「もっと食べたびょん…」

既に自分の分は食べてしまった犬は、まわりの柏餅を羨まし気に眺めた

「犬、僕の柏餅を一個分けてあげます…」
「骸さん!ありがとうらびょん!」

ツナは骸達の楽しげなやりとりを、しばらく眺めていた


End!

あとがき

骸の趣味が…(笑)
とりあえず可笑しくて変態な骸が書けたから満足デスネ(え)
千種の喋り方よくわかんない…(T_T)
しかし途中骸はツナの呼び方がコロコロ変わってますねー
暴走した時は「つーなよーしくーん(ハートvV)」ってクフクフ言ってるんですよ(笑)
冷静な時は「沢田綱吉」なんだけどね

次はヴァリアー編頑張ろう♪…誰落ちにしようか?迷う…

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堕天使エレナ
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性別:
女性
職業:
学生
趣味:
絵描き 執筆 読書 ゲーム 寝る 妄想 便せん作り
自己紹介:
うえのイラスト画像はいただきもの。
オンラインでは執筆を
オフラインではイラスト中心に活動中デス
ギャルゲー、音ゲー、RPG系、シュミレーションゲームが好き
格ゲーやアクションは苦手

感想・お問い合わせは下記マデ(☆を@に変えてねっ)
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