ビスケット通信
小説(とたまに絵)を書いてるブログです。 現在更新ジャンルは本館で公開した物の再UP中心。 戦国BASARAやお題など。
三百瀬 葉羽様/スクツナ
- 2009/02/21 (Sat)
- 宝物庫 |
- CM(1) |
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- ▲Top
「た、ただいま…ッ!」
バンッと扉を開けて自室に入ってきた綱吉は、息を乱していて、少し制服が汚れている。
そんな綱吉を見て、リボーンは愛銃の手入れをしていた手を止めた。
「どーしたんだ?襲われたか」
「ハァハァ…ッ、はぁ!?襲わ、れ、てってなに…!?ハァ…。なんかわからないけど、みんなしつこくてさぁ逃げてきたんだよ…」
ぺたんっと座り込んで、大きく息を吐く綱吉は、安心したのか、ホッとしている。
しかし、次の瞬間ぴきっと固まった。
「う゛お゛ぉぉい。帰ったのかぁ?ツナヨシ」
ゴンッ
「うぎっ!?」
「あ゛ぁ?」
ガチャッと開いた扉により頭をぶつけた綱吉は、聞こえてきた声に固まりながらも頭を押さえた。
その扉を開けた人物は何があったのか理解出来ないのか、首を傾げながら部屋を見渡した。
「どうしたんだぁ?ツナヨシ」
「なんでもねーぞ。気にすんな」
「?」
しれっと答えるリボーンは、再び手を動かした。
スクアーロはさらに首を傾げたが、目の前に踞っているツナヨシに近づいた。
「ツナヨシ?」
「ッ、う、うん!なん、でもないです、よ!!ハハッ…」
「マジでなんだぁ?」
ひょいっとスクアーロに顔を覗かれて、綱吉はぱっと離れると、顔を赤くして慌ててパタパタと両手を振った。
「そ、それより!…ホントーに来てくれたんですね、スクアーロさん」
「あぁ…ツナヨシからのお願いだからなぁ」
嬉しそうに微笑む綱吉の頭をくしゃりと撫でるスクアーロ。
スクアーロと綱吉は、ひっそりながらも付き合っている仲だ。
(バレるといろいろ面倒くさいから、という理由だが、周囲にはバレてたりする)
そんなある日、綱吉は滅多にしない『お願い』をスクアーロにした。
『2月14日空いていませんか?』と。
もちろんスクアーロは嬉しそうにOKし、いつどこでその情報がもれたかのかわからないが、理不尽なヴァリァー(特にザンザス)からの押し付けられた仕事の数々を、それこそ綱吉じゃないが死ぬ気で終らせ日本に来たのだ。
「ありがとう、ございます」
「おう」
「どうでもいいが、他所でやれよ。このバカップルが」
「リ、リボーン…ッ!」
「う゛お゛ぉい。邪魔するなぁ、アルコバレーノ」
「ス、スクアーロさん!」
ほんわかと和みながらもどこか初々しい二人だったが、チャキという音とともに破られた。
綱吉とスクアーロがその状況に視線を向ければ、青筋を浮かべたリボーンが先ほどまで手入れしていた銃を向けている。
「イチャつくなら二人だけの時にしろ。あとダメツナ。さっさと渡しやがれ。忘れてるぞ」
「あ!」
「だからダメツナなんだ」
「う、うるさいな、リボーン!」
綱吉のムッとした態度にも、リボーンは銃を向けるとヒィー!と叫びながら、青くなる。
その綱吉の反応に満足したのか、リボーンはフッと笑って部屋を出ていった。
「…なんなんだぁ?アルコバレーノは」
「さ、さぁ?……あの、スクアーロさん」
「ん?なんだぁ?ツナヨシ」
よく訳のわからないリボーンに首を傾げたスクアーロだが、綱吉に呼ばれそちらを見る。
すると綱吉は、これ以上ないほど真っ赤になっていた。
「あの、あの…コレ…チョコレート、です…今日、バレンタインだから…、コレ渡したくて…」
「………う゛お゛ぉぉい」
そしてそっと差し出されたキレイにラッピングされたものに、スクアーロは目を見開いた。
そして次の瞬間、
「わ、わわぁっ!スクアーロさん!?」
「ありがとうなぁ、ツナヨシ。嬉しいぞぉ」
「は、はい…ッ」
破顔したスクアーロは、チョコレートごと綱吉を抱き締めた。
そしてチュッと綱吉の額に一つ、唇を落とした。
END
********
水玉旋律の三百瀬 葉羽様
から、スクツナのバレンタイン小説を強奪して来ました
…いえ、ちゃんとフリー配布で配布期間内に頂いてきましたよ?
もうスクツナに目覚めました!!
さりげなくラブラブな感じが良いです!
スクアーロはツナヨシの為なら凄く頑張りそう…そんな期待を裏切らない感じてvv
これからもスクツナ書いてくださいねー
あ、でも私的にはベルツナを書いて欲し(殴)
素敵小説をフリー配布して頂きありがとうございました
バンッと扉を開けて自室に入ってきた綱吉は、息を乱していて、少し制服が汚れている。
そんな綱吉を見て、リボーンは愛銃の手入れをしていた手を止めた。
「どーしたんだ?襲われたか」
「ハァハァ…ッ、はぁ!?襲わ、れ、てってなに…!?ハァ…。なんかわからないけど、みんなしつこくてさぁ逃げてきたんだよ…」
ぺたんっと座り込んで、大きく息を吐く綱吉は、安心したのか、ホッとしている。
しかし、次の瞬間ぴきっと固まった。
「う゛お゛ぉぉい。帰ったのかぁ?ツナヨシ」
ゴンッ
「うぎっ!?」
「あ゛ぁ?」
ガチャッと開いた扉により頭をぶつけた綱吉は、聞こえてきた声に固まりながらも頭を押さえた。
その扉を開けた人物は何があったのか理解出来ないのか、首を傾げながら部屋を見渡した。
「どうしたんだぁ?ツナヨシ」
「なんでもねーぞ。気にすんな」
「?」
しれっと答えるリボーンは、再び手を動かした。
スクアーロはさらに首を傾げたが、目の前に踞っているツナヨシに近づいた。
「ツナヨシ?」
「ッ、う、うん!なん、でもないです、よ!!ハハッ…」
「マジでなんだぁ?」
ひょいっとスクアーロに顔を覗かれて、綱吉はぱっと離れると、顔を赤くして慌ててパタパタと両手を振った。
「そ、それより!…ホントーに来てくれたんですね、スクアーロさん」
「あぁ…ツナヨシからのお願いだからなぁ」
嬉しそうに微笑む綱吉の頭をくしゃりと撫でるスクアーロ。
スクアーロと綱吉は、ひっそりながらも付き合っている仲だ。
(バレるといろいろ面倒くさいから、という理由だが、周囲にはバレてたりする)
そんなある日、綱吉は滅多にしない『お願い』をスクアーロにした。
『2月14日空いていませんか?』と。
もちろんスクアーロは嬉しそうにOKし、いつどこでその情報がもれたかのかわからないが、理不尽なヴァリァー(特にザンザス)からの押し付けられた仕事の数々を、それこそ綱吉じゃないが死ぬ気で終らせ日本に来たのだ。
「ありがとう、ございます」
「おう」
「どうでもいいが、他所でやれよ。このバカップルが」
「リ、リボーン…ッ!」
「う゛お゛ぉい。邪魔するなぁ、アルコバレーノ」
「ス、スクアーロさん!」
ほんわかと和みながらもどこか初々しい二人だったが、チャキという音とともに破られた。
綱吉とスクアーロがその状況に視線を向ければ、青筋を浮かべたリボーンが先ほどまで手入れしていた銃を向けている。
「イチャつくなら二人だけの時にしろ。あとダメツナ。さっさと渡しやがれ。忘れてるぞ」
「あ!」
「だからダメツナなんだ」
「う、うるさいな、リボーン!」
綱吉のムッとした態度にも、リボーンは銃を向けるとヒィー!と叫びながら、青くなる。
その綱吉の反応に満足したのか、リボーンはフッと笑って部屋を出ていった。
「…なんなんだぁ?アルコバレーノは」
「さ、さぁ?……あの、スクアーロさん」
「ん?なんだぁ?ツナヨシ」
よく訳のわからないリボーンに首を傾げたスクアーロだが、綱吉に呼ばれそちらを見る。
すると綱吉は、これ以上ないほど真っ赤になっていた。
「あの、あの…コレ…チョコレート、です…今日、バレンタインだから…、コレ渡したくて…」
「………う゛お゛ぉぉい」
そしてそっと差し出されたキレイにラッピングされたものに、スクアーロは目を見開いた。
そして次の瞬間、
「わ、わわぁっ!スクアーロさん!?」
「ありがとうなぁ、ツナヨシ。嬉しいぞぉ」
「は、はい…ッ」
破顔したスクアーロは、チョコレートごと綱吉を抱き締めた。
そしてチュッと綱吉の額に一つ、唇を落とした。
END
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素敵小説をフリー配布して頂きありがとうございました
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小説のお仕事、有料無料、業者同人問わず受けます
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この記事へのコメント
無題
ウチもスクツナLOVEだから
すごい、いい