ビスケット通信
小説(とたまに絵)を書いてるブログです。 現在更新ジャンルは本館で公開した物の再UP中心。 戦国BASARAやお題など。
更新お休みのお知らせ
- 2009/06/20 (Sat)
- おしらせとか戯言とか |
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現在携帯サイト版ビスケット通信「BASRE」を制作中です。
そしてアンソロジーサイトも同時に制作中なので、しばらく更新をお休みさせていただきます。
「BASRE」のアドレスは、サイトに作品を移し次第公開致します。アンソロジーサイトも同様です。
ちなみにアンソロジーはムクツナ・ヒバツナ・三つ巴のアンソロジー企画。
両サイト共完成をお楽しみに!
ちゃおちゃおー
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一万打記念小説[フリー]
- 2009/06/14 (Sun)
- おしらせとか戯言とか |
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「おまえの事好きだ」
「………えぇっ!?」
大人リボーンからの告白に、オレの思考はフリーズ。
【小.修行→大.??】
…事の始まりは、俺が学校から帰ってきた時から。
「あー疲れた…まったく獄寺君試合途中なのに喧嘩しちゃうしさぁ……オレが怪我したからって相手に掴みかからなくてもいいのに…」
オレは学校から家に帰って靴を、脱ぎ階段を駆け上がりドアを開けるまでは、普段通りの生活だったはずなんだ。
「おせーぞツナ。さっさと着替えて特訓始めるぞ」
「わかっ……え…?…ちょっ…誰ーっ?」
部屋に入ると、目の前には黒いスーツを来て同じく黒い帽子を被った男の人が、部屋の中で座って銃を磨いているのを発見し慌ててドアを閉めた。
「やだなー…俺疲れてるのかな…ははは…」
顔をひきつらせて空元気に笑い、目を軽く擦ってからドアを再度開けて。
「何閉めてるんだ、ダメツナ」
「……」
開けた真ん前にはやっぱり黒い人が居た。幻覚じゃ…ない?
「俺は幻覚じゃねーぞ」
「心読むなよっ!…ってあれ?」
こんな会話をどこかでしたような…
しかも前に居る人どっかで見たような気がするんだよなぁ…誰かに似てるような…………なっ?!
「!…まさか………リボー…ン…なの?」
「やっと気づいたか」
「なんでっ?!リボーンはこんな小さい赤ん坊だったはずじゃ…」
今朝は何故か家に居なかったけど、昨日の夜までは小さな赤ん坊の姿だったのに…?
「昨夜バイパーから呪いを解く方法が分かった連絡があった。
それで、ちょっくらジェット機でイタリアに行って来てな。呪いが解けて本当の姿に戻れたんだ」
バイパー……あ、マーモンが…
信じられないけど、信じざるを得ない状況に頭が混乱する。そういえばリボーン達は生まれつき呪いがどうとか言ってたけどさ…
呪いが溶けたくらいでここまで大きくなるのか?まだ生まれて数年だったはずじゃあ…
「その辺は気にせず突っこむな」
「はぁ?何言って…ひいぃっっ!?」
疑問を抱いたオレの額に銃を突き付けて睨んでくる目は、確かにリボーンだ。しかも読心術使ってるから更にリボーンだと確定。うん。
「スルーしろつってんだろうが。耳まで駄目になったか?」
「はぃっっ!すみませんすみませんもう気にしませんっっ!」
「…ならいい」
涙目になりつつも必死に謝れば、銃を降ろしてくれた。
この曲がった性格も変われば良かったのになぁ…とか思ってたらりボーンに睨まれた。読心術は凄い…いや、恐ろしい。
「ツナ」
「…はい」
低い声で名前を呼ばれ、俺は何を言われるのか不安で下を向く。
「おまえの事好きだ」
「……えぇっ!?」
と…冒頭に戻る訳なんだけど、さ…
俺は一分くらいリボーンが頬をつねるまでフリーズしていた。
「いだだだだ…う゛ぅ…リボーン、オレ耳まで駄目になったかも…」
「馬鹿か。俺は確かにおまえが好きだと言ったぞ」
リボーンが…オレ…を?そんな馬鹿な。
きっと夢なんだよ、うん。あー早く起きないとまたリボーンに怒ら「いい加減にしろ。夢じゃねぇ」
ゆ…夢じゃなかった。怒った声と共にリボーンの放った銃弾がオレのこめかみを掠めて、壁にめり込んだ。
「うわっ!分かった分かったっ」
とにかく目の前に呪いが解けて大人になったリボーンがいて、好きだと言われたのは認めざるを得ない事実らしい。
………あ!好きっていうのは生徒としてってことか!うん、そうだよね!
そうだよきっと。
「俺を馬鹿にしているのか?likeじゃないloveだ」
「してませんしてませんっ!つーか考え事くらいさせてくれよっ!」
「…はぁ…」
そう言うとリボーンは腕を組み、目をつぶってくれた。もちろん片手には相変わらず銃が握られている。
改めて目の前の大人リボーンを見つめた。
漆黒の髪に同色のスーツと帽子で上から下まで全身真っ黒、闇の人間だとイメージさせる。
背が高くて、獄寺君なんかより高いかもしれない。手もオレなんかより遥かに大きくてゴツゴツしてる。
その手で握る銃が、漂う黒い雰囲気から更に恐ろしく感じさせた。
でも、少し、ほんの少しだけど…なんか暖かい雰囲気を感じる気がする。怖いんだけど、どこか哀しそうな感じ…
それから、整った顔。目を瞑ってるから、綺麗に揃った睫毛がよく見える。肌は白くて、やっぱりイタリア人なんだろうかと思う。
頬は、赤ん坊の時と変わらず柔らかそうだな…
「…」
思わず手を伸ばして、頬を触ってた。
触れた瞬間にリボーンが目を開き、その鋭い目でオレの目を捕らえた。その瞳は吸い込まれそうな程果てしなく黒く、見とれてしまう。
「ツナ」
唇が開きどんな言葉が出てくるのだろうかと期待すれば、発せられた言葉はオレの名前。
なんだか名前を呼ばれただけなのに心臓の拍動が速くなって、くらくらしそうだ。
「な…に、リボーン」
オレの言葉はきっと緊張で震えてる。
言葉を喋るのも精一杯なくらい、俺はどうしたらいいか分からなかった。
目を逸らしたくても、リボーンの瞳から目が剃らせない。
「…くっ…くくっ…」
「…?」
リボーンは下を向き右手で口元を抑えクツクツと喉で笑っている。
お…オレなんかした?
頬に触れていた手を慌てて離すと、凄い早さで右腕手首を捕まれてぐいっと引き寄せられる。
訳も分からずあたふたと視線を泳がせているとリボーンがカッコいい笑顔を浮かべながら、オレの顎に手を当て上を向かさせられた。
キスでもされるのかと思い、ぎゅっと目を瞑ると、耳元に息がかかりドキリとした。
「ツナ、愛してる」
「う…ぁ…」
耳元で囁かれゾクゾクとした熱く痺れるような感覚が全身に渡り、頬が熱くなる。
「ひゃ…っ…」
そのまま軽く耳をかじられて反射的にびくりと体を震わすと、リボーンは愉しげに鼻で笑うとオレから身を離した。
「顔が真っ赤だぞ?」
「なっ…」
悪戯っぽくニヒルに笑うリボーンは、なんか…なんか無性にカッコいい。
…って、何度オレはリボーンをカッコいいって思ったら気が済むんだよっ!?こんな時でも思わず自ツッコミを入れてしまった…
「そんなに褒めるな」
「だっだから内心を読むなよ…」
「お前なんか読心術使わなくても何考えてるか判る」
「…」
自分の単純さにはもうどうしよもないとオレは諦めた。
「リボーン」
「ん?なんだ」
呼んだリボーンは、至って余裕の笑みを浮かべている。
なんか悔しいじゃん…オレだけ必死になっちゃってさ。
だから、オレからリボーンにキスしてやった。
「…!」
ほら、リボーンの顔が少し驚いた顔してる。
えへへ…と笑っていると、リボーンまで笑い出した。
「ハンッ!ツナ、そんなフレンチキスで俺を動揺させたつもりか?」
「え、あ…ぇ?」
ふ…フレンチ?つーかリボーン全く動揺してなかったって事かよっ?!
「まだまだお前はガキだな」
いや、昨日まで赤ん坊だった奴に言われたくないよ…
「…やっぱりお前は駄目ツナだな。俺とお前じゃ頭の中身が違うんだよ」
「そ…そうでした…」
忘れてたっ…リボーンは頭が学者以上に良いことをっ!
そしてまた読心術……もう慣れたけど…
「そんなクソガキには俺が直々に大人の付き合い方を教えてやるぞ」
おおお大人っ…?!
「けっ…結構ですからっ!っていうか俺の気持ちは無視かよっ!?」
「馬鹿か。さっきのキスがお前の気持ちなんだろう?」
「え?いや、別にそういうつっ…んぅ…っ?!」
否定しようとしたら、腕を掴み引き寄せられキスされた。
…お…オレのファーストキスが……なんて言ってる場合じゃない。
喋ってる途中だった為口が開いてたから、舌が入ってきて口内を端から端まで味わうように動く。
こっ…これはいわゆる…あれだよね…
つか…息の仕方が分からないんですけどっ?!
「ふっ………う……んっ…」
息が出来ずに、リボーンのスーツを掴み必死に堪えた。
「――っ…ぷはっ…はぁっ」
酸欠で意識が無くなりかけたところで、唇を離された。俯き、ぱくぱくと金魚のように一所懸命呼吸をし酸素を取り入れる。
そんな俺の様子を見て、リボーンはクスクスと笑い出した。
「そんなんでへこたれてたらもっと先は無理だな」
さっ先?先ってなんなんだよ…いや、考えたくない。
まだ息の整わない状態でリボーンを見上げて睨む。
「そんな顔しても俺を誘ってるようにしか見えねーな」
「はぁ?!」
「さあツナ、勉強の時間だぞ。脱げ」
「何言ってるんだよ?!ちょっ…リボーン何の勉強する気だよっ!!」
「保健体育」
「ちょっ…さらりと笑顔で恐ろしい事言うなーっ!!」
「分かってるじゃねーか」
「うわっこらどこ触ってるんだよーっ!!」
修行中→調教中にランクアップ。…や…止めてくれ
end
▼あとがき▼
タイトルと内容が不一致…スミマセン
10000hitありがとうございます!
なんだかんだ言って長々と続いてきたこのサイトも、皆様のお陰ですっ…!!
今回のリボツナ小説永は久フリー配布です☆同人サイト様に限り、ご自由にお持ち帰り下さい~
リンクは自由、報告も自由です。報告して下されば遊びに行かせて頂きます☆
ではではお粗末さまでした…
空振り/後編
- 2009/06/13 (Sat)
- リボーン(雲雀×ツナ) |
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「え?まさかっ…」
走っていき止めようとした時、左足を何者かに捕まれた
不審に思い振り返れば、そこにはツナの家庭教師、リボーンが静かに立っている
「やらせておけ」
「?リボーン…?」
訳も分からず振り払ってでも行こうかとツナは考えたが、自分より何十倍も強いリボーンを振り払えるだろうかと考える
数秒もたたないうちに無理だと結論
改めて理由を隣の家庭教師に問う
「なぁリボーン、」
「ツナ、しっかり見とけ」
「……無視かよ…」
ため息をつきマウンドの方に視線を向けた
対峙する二人の空気は、どことなくピリピリとしていて、ほぼ素人のツナにも感じ取れる程の殺気に、動揺するツナ
「じゃあ…いくぜ」
山本の目が真剣な物になり、大きく振りかぶる。その表情はどこか愉快そうだ
雲雀もぎゅっとバットを握りしめて、球を待ち構えた
「アイツ、打つぞ」
「え?」
ツナがリボーンの方に視線を落とし、聞き返すと共に大きな金属音がグランドに響いた。思わず顔をあげ、大きく飛んでいくボールに目を見開く
「う…わぁ…」
少し感嘆に浸ると、ツナはパチパチと拍手をして、雲雀の元に駆け寄る
雲雀自信も少し驚いた様子だったが(若干表現が変化したくらいだ)、ツナが駆け寄ってくるのに気付くと、笑顔ではにかんだ
「凄いです雲雀さん!山本の球を打ち上げるだなんて!」
「ありがとう綱吉…」
「ハハハッ!やっぱ雲雀は強いのな!」
少しばかり内心複雑な山本だったが、雲雀の肩をポンポンと叩いてグランドを後にした
雲雀は珍しく山本に感謝をする。決して口には出さないが
「ねぇ綱吉」
「はい?」
「僕とアイツ、どっちの方が好き?」
「そりゃあもちろん両方好きですよ?」
返ってきた答えに雲雀は溜め池をつくと苦笑し、ツナの前に膝まずくと顔を上げた
「僕とアイツ、どっちの方が…好き?」
改めて聞くと共にツナの左手を取り、薬指に口付ける
急な事でしばらく意味が分からなかったツナは、意味が分かるとボッと火がついたかのように顔が赤くなった
「ひひひ雲雀さんそれって…」
「うん。告白してるつもりだけど」
「ひぃぃいぃっ!」
ツナは思わず動揺で叫び声をあげてしまった
「答えは?」
「…えっと」
まごまごと口を動かしながら一向に答えを言わないツナに、雲雀は左手を握る力を強めた
「いだっ!?いだだだっ!ちょっ痛っ…痛いです!」
「早く言わないと骨折るから」
「ひぃぃっ!分かりました分かりました雲雀さんです雲雀さんが好きですからお願いだから離して下さいぃぃっ!」
涙目だが早口で言うと雲雀は立ち上がりぱあっと見たこともない笑顔になる
「今好きって言ったよね?…嘘じゃないよね?」
「……嘘じゃなななないですっ…!」
痛みから解放され改めて自分の言った言葉に真っ赤になるツナ
その様子を見て雲雀は思わずツナを抱き締めて頬擦りする
人間恋をすると変わるらしい。
という言葉がリボーンの頭に過った
End
▼あとがきという名の言い訳▼
えーえーなんかゴメンナサイm(_ _#)m
なかなか続き思いつかなくて…
人間恋をすると変わるらしい。本当ですね…(笑)
きっと最後の方二人ともリボーンの存在忘れてますよ(苦笑)
さて次回作…新連載です
あの方達がツナの家にきちゃいます…
「お館様ーっ!」「ちょっ旦那まだ出番じゃないって!」「おぉ、そうであったか!某、嬉しくて思わず飛び出てしまった…」「全く旦那は…あ、竜の旦那」「hello!」「おのれ現れたおったな!伊「旦那、内容がバレるでしょーが」もががががっ」「今回は引き上げるぞ。またなgirl達」「さーて、竜の旦那が帰るなら俺様達も帰りますか」「佐助!団子を買いに行くぞ!」「はいはい…全くもー…」
なんか途中で何か来ましたが…
ここまで読んで下さりありがとうございました!
新連載もよろしくお願いします!
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