ビスケット通信
小説(とたまに絵)を書いてるブログです。 現在更新ジャンルは本館で公開した物の再UP中心。 戦国BASARAやお題など。
スイーツぱにっく!05
- 2009/02/22 (Sun)
- リボーン(ツナ総受け) |
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――ガダンッ!
「う゛ぉ゛ぉっしぃ゛ぃーっ!大富豪だあ゛ぁ゛ぁ!」
叫び声と共に、スクアーロは勢いよく席を立ち上がった。その反動で椅子が倒れる
「チッ…やられたよ」
大貧民は現在三回目。二回目の勝者はマーモンだった。命令は「語尾ににゃをつける」だった
カードが次々と出されていく中、ツナはずっとベルの膝の上にいる
「ほらほら次はツナヨシの版だよ」
ツナの頭を撫でながらツナに囁く
「~っ!…流すにゃ」
屈辱に手を震るわしながら耐えた
(くっそー…ベルの奴め…オレが強いカード少ないのわかってて言ってんだよなぁ…)
「うしし♪じゃあ5のダブルだし」
「上がりだよ」
マーモンはそう宣言し、ダイヤのキングを二枚出す
「…上がりだ」
それにザンザスはスペードのエースを二枚出し、小さくため息をついた
「えっ!なんでカードだせるのにゃっ?!う、嘘だにゃ…………な、流すにゃあ…」
ヴァリアー達のテンポの良さに驚いた
「うしししし♪ツナヨシ弱いー」
「はー…ぅひゃあっ?!」
ベルがツナの首筋にかぷりと噛み付く
「ちょちょちょっ!ベ…ベベベルッ?!」
「う゛お゛ぃっ?!ベルっ!つつつつなよしに何しやがるっ!」
スクアーロはベルの席まで行き、ツナをベルから引き剥がそうとする
「ちぇ…姫~?後でコイツから姫を必ず取り返すから、待ってて」
(待ってたくねぇーっ!つーかなんで俺が姫っ?!)
ベルは名残惜しく躊躇ったが、渋々ツナをスクアーロに渡した
「よぉし…命令は何にするかなぁ…」
「俺まだ大貧民確定してませんからっ!」
スクアーロはツナを抱き上げたまま、鼻歌を歌いながら楽しそうにしている
「うしし…スクアーロ、俺が負けたらどーする?」
ベルの発言にスクアーロの鼻歌が止まった
「…う゛ぉ゛ぃ…それだけは止めろぉ…」
「じゃあちょっとは俺にも姫を分けろよなー」
「わ、わかったぜぇ…」
肩をガクッと落として、スクアーロは泣く泣く了承した
「しししっ♪んじゃ、あがりぃ♪」
第二回地獄の大貧民、勝者スクアーロ、敗者ツナに終わった
「ああぁ…また俺大貧民かにゃ……つーかお前ら強すぎだにゃあっ!!」
ツナは叫ぶが、語尾に「にゃ」が付いてるため、回りからは哀れみの目しか帰ってこなかった
「ツナヨシが弱いんだよー」
「んじゃあ、俺からの命令はだなぁ………………」
暫く考えてこむと、スクアーロの頬が赤くなる
「す、スク…アーロ…?」
嫌な予感がしながらも、恐る恐るスクアーロを呼んでみる
「つ…つなよしぃ…今晩、お゛…ぉ…お持ち帰りさせろお゛ぉぉっ!」
「ヤダ~ン♪スクアーロったらダ・イ・タ・ンvv」
(ずっと黙ってたルッスーリアがいきなり喋ったーっ?!ちょちょっと…それ以前にお持ち帰りって何さ?!)
混乱してあたふたとジタバタするツナ
「スクアーロ、それは卑怯だよ」
「うるせぇぞぉっ!なんでも命令していいんだから別にいいだろぉがぁっ!」
マーモンの差止めにスクアーロはシャアシャアと理屈を言うとマーモンは、
「ムム…確かに」
大人しく認めた
「認めるにぁっっ!ちょっ…リボーン助けてにぁっ!」
誰でもいいから助けてほしく、とりあえずリボーンに助けを求めた
「うるせーぞ。ママンには俺が言っておくから、安心して二泊でも三泊でもしてこい」
(えぇえ?!にっ…二泊でも三泊でもって…そんな…)
絶望感に、開いた口が閉まらない
「しししっんじゃあ明日は俺にちょーだい」
「その次は俺だ」
いつの間にかスクアーロとベルの間にザンザスが仁王立ちしていた
「ちょっとザンザスまでっ?!いっ…嫌だぁっ!」
「にゃを忘れてるよ」
「う…分かってる、にゃ…」
ツナは顔を伏せて嘆いた
「うしししー♪お持ち帰りぃー♪」
ニコニコとツナを抱えあげ、窓を開け沢田家を後にする
「…う゛ぅぅ…」
スクアーロを筆頭に、ベルとザンザスに仲良くお持ち帰りされたツナは
1ヶ月間姿が見られなかったとか
**あとがき**
ツナ、ヴァリアー達にお持ち帰りされちゃいました。…綱くん御愁傷様です(笑)
でも豪華な食事が食べれるんでしょうねぇ…羨ましい
多分、スクアーロ→ベル→ザンザス→みんなでで仲良くいただきます→スクアーロに戻る
という流れで頂かれちゃうんでしょうね(黒笑)
駄文をここまで読んで頂きありがとうございました
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スイーツぱにっく!04
- 2009/02/22 (Sun)
- リボーン(ツナ総受け) |
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玄関に背を向け、ツナは重い足どりでリビングに戻った
「どうした、ツナ?」
「あぁ…リボーンか。なんでもないよ…」
ふー…と再度ため息をついて、椅子に座った
ピーンポーン
「はぁ…また誰か来たよ……」
やれやれ…とため息をつきながら、玄関に向かう
ガチャリ
「はーい…ってあれ?誰もいない?」
あたりをキョロキョロと見回すが、誰もいない
イタズラかと思い、ドアを閉めた
「ったく…ピンポンダッシュなんて今時するなよなぁ…」
呆れながらリビングのドアを開けると…
「ツナヨシー♪遊びに来たよ~♪」
バタン
「………」
見間違いかと思い、目を擦ってから、ドアを開けた
ガチャリ
「ボンゴレを偵察に来たよ」
ドアを開けると、顔の真っ正面にマーモンが浮いている。だが、ツッコむ場所はそこではない
「……なんでヴァリァー達がいるんだよーっ?」
「う゛ぉ゛ぉぃ?!俺達がここにいちゃあ悪いのかぁ゛ぁ?」
ガゥーッ!と、威嚇するようにツナを見下ろす
「いやあの…こ…ここオレん家だしっ!つーかいつ入ってきたの!?」
「ふふ~玄関からよー?」
(出たーっ!オカm…いやいや…姉さん)
「え?だってさっきは誰もいなかったはずじゃ…」
「バカかダメツナ。コイツらのスピードがお前の目で見えなかっただけだ」
(ど…どんだけ早いんだよっ!?)
という質問は出来ない
「そ、そういえばレヴィは?見かけないけど」
「…オーストリアに出張だ」
ツナの質問にザンザスはスパッと即答した
「なぁツナヨシ~トランプやらねー?」
退屈そうにしていたベルが、どこからかトランプを取り出す
「う゛ぉ゛ぉぃ!俺も混ぜろぉ」
「うふふ、あたしも~」
体をくねくねさせて近寄ってくるルッスーリアは、少し(いやかなり)気色悪い
「ボクもやるよ。いくら賭けるんだい?」
「うししー♪俺Sランクの報酬2倍分ね」
「じゃあボクは――」
ベルやマーモンは、早速コートからカードを取りだし始めた
「えぇーっ!ちょっ…待ってよ!お金賭けんの?!ただのトランプでしょ?」
ヴァリァー達が掛け金を良い始めたとこを慌てて止める
「あら、どうして?お金を懸けないトランプなんて面白くないじゃないの~?」
「そうだよ。イタリアじゃ当たり前だけど」
「ツナヨシは日本育ちだからしらないんだよねー?あ、そうだ♪」
「な゛っ…何すんだあ゛ぁっ!?」
ベルは、トランプサクサクとをきりはじめたスクアーロからトランプを取り上げた
「しし、大貧民やらね?これなら金懸けなくても面白れーしぃ♪」
ニコニコとしながら、ベルはトランプを配り始める
「うーん…まぁ、いっか…」
(お金懸けないし…多分大丈夫だよね…うん)
ツナは一所懸命自分に言い聞かせた
「う゛ぉぃ…大貧民ってなんなんだぁ?」
配られたトランプの手札を見ながら、スクアーロは呟いた
「…一番最初に上がったヤツが「大富豪」で、一番最後まで残ったヤツが「大貧民」。大貧民になったヤツは、大富豪になったヤツの命令を1つ聞くゲームだ」
命令を一つ聞く、というとこで、ツナの肩がぴくっと震えた
「あの…命令のルールは…無」
「んじゃあスタート♪」
ツナの悲願も聞かれずに、地獄の大貧民はスタートした
大貧民が始まってから15分…
「しししー♪俺大富豪だし♪やっぱ王子だからー?」
「ボクは富豪だよ」
・大富豪→ベル
・富豪→マーモン、
・貧民→ルッスーリア、ザンザス
ここまでが現在の試合結果
そして、スクアーロとツナのどちらかが貧民・大貧民のどちらかになる
「そういえばなんでリボーンは参加しないんだ?」
ふと不思議に思ったツナは、山にダイヤの6を出しながらリボーンに聞いた
「俺はそういった遊びはしない主義だからな」
「あっそ…」
ズズーとコーヒーをすすりながら答えるリボーンは、小さいながらも様になっている
「しししっ!どっちが大貧民かなー♪スクアーロかな?ツナヨシかなー?」
大富豪のベルはウキウキと手を擦りながら、決着がつかないか今か今かと待っている
「ボクはどちらでもいいけど、早く終わらしてよ」
「どっちも頑張ってねぇ~」
「う゛お゛ぉし!これでどうだぁっ!」
バシッとハートのエースを出したスクアーロに、ツナはニコッと笑ってジョーカーを出した
「な゛にぃぃっ?ジョーカーだとぉ?ったく…流すぜぇ…」
ふて腐れ気味にカードを横に流した
「わーい♪じゃあ3のダブル~」
ツナは手札からクローバーとダイヤの3を出した
「「え゛えぇぇ?!」」
ベルとスクアーロは同時に驚き叫んだ
マーモンも口を少し開けて驚いている
ザンザスは無表情なのでよくわからないが、コーヒーを煽っていた動きが止まっている
「ちょっ…ツナヨシ?なんでここで3がでるの?!」
「俺も驚いたぜぇ…」
「理解不能だよ」
驚き顔というより飽きれ顔のみんなに、ツナは首を傾げた
「…??だってなかなかオレ最初になれないから3が残っちゃったんだよ…」
(運悪いな)
(ししし…確かに)
(どうりで3が出ないわけだね)
哀れみの視線を送りながら、二人の勝負を見守った
ツナの手札はあと2枚
(よし…スペードのキングを出して縛りにしたら、きっとスクアーロはカード出せないから、残り一枚の5を出してあがりだぁ☆)
作戦に思考を巡らせ、にたりとツナは笑った
「えいっ!」
ツナは笑顔で、勢いよくトランプの山にスペードのキングを叩きつけた
(勝った~っ!)
と
思ったが
「つなよしぃ…ごめんなぁ」
スクアーロは、自分の手札を見ながら、ツナに謝った
「えぇっ!?なんでスクアーロが謝るのさっ?」
「うしし♪スクアーロの勝ちー」
「え?え?」
訳もわからずあたふたしていると、スクアーロは手札の残りの一枚をトランプの山に静かに置いた
「嘘おぉぉっっ!?す、すす…スペードのエースっっ!?」
結局
第一回大貧民の結果
大勝者はベル
そして敗者の大貧民は………やっぱりツナ
「嫌だあぁぁぁっ!」
「スクアーロ、足押さえてよ」
「おう…って俺に指図するんじゃねぇっ!」
「ししっ♪完成~」
出来たのは…
ミニスカメイド+猫耳+しっぽ=ツナ
である
「ししっツナヨシ可愛いー」
ムギュッ
ベルはツナを抱き締め、頬擦りをする
「ふ…う゛…う゛ぅ…」
ツナは顔を赤らめ、涙目になりながら必死に耐える
「う゛ぉ゛ぉぃっ!勝ってやったんだから俺にも抱き締めさせろぉっ!!」
ズカズカと近寄ってくるスクアーロに、ベルはくるりとツナごと向きを反らした
「だめー♪だって俺王子だし、大富豪だしー?」
ツナの猫耳つきの頭を撫でながら、ベルはニコニコとしている
「このままお持ち帰りしたいけど、二回戦いこっかー」
「えっ?!」
(おおお持ちかえりっ?っつーか二回戦っ?!嘘だろ?)
「別に構わん」
「ボクもいいよ」
「次こそ俺が大富豪になってやるぜぇぇっ!」
「私は降りるわぁ~」
いつの間にか第二回の開始が決定されていた
「じゃ、じゃあこれ脱いでもいいよね?」
「だーめ♪」
「駄目だ」
「駄目だぞぉ」
衣装を脱ごうとしたら、ベルとザンザス、スクアーロに口を揃えて止められた
「そっそんなぁっ!?」
……地獄の大貧民は続いていく……
**あとがき**
ヴァリアー一味登場
そんで大貧民で遊んでまね…和みまくってるし
まぁツナは和んでないけど(笑)
2月22日は猫の日
なので猫耳メイド着用を王子からの命令にしました☆うしし…凄く可愛いだろうなぁ…
多分二回戦もツナが大貧民で、今度はマーモンが大富豪になって、命令は「にゃんにゃん言葉で喋る」とかだったら…
ぶはっ…想像しただけで萌えるっ!
ここまで読んでいただきありがとうございましたー
クフフ…
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