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ビスケット通信

小説(とたまに絵)を書いてるブログです。 現在更新ジャンルは本館で公開した物の再UP中心。 戦国BASARAやお題など。

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スイーツぱにっく!05


――ガダンッ!
「う゛ぉ゛ぉっしぃ゛ぃーっ!大富豪だあ゛ぁ゛ぁ!」

叫び声と共に、スクアーロは勢いよく席を立ち上がった。その反動で椅子が倒れる
「チッ…やられたよ」

大貧民は現在三回目。二回目の勝者はマーモンだった。命令は「語尾ににゃをつける」だった
カードが次々と出されていく中、ツナはずっとベルの膝の上にいる
「ほらほら次はツナヨシの版だよ」
ツナの頭を撫でながらツナに囁く
「~っ!…流すにゃ」
屈辱に手を震るわしながら耐えた
(くっそー…ベルの奴め…オレが強いカード少ないのわかってて言ってんだよなぁ…)
「うしし♪じゃあ5のダブルだし」
「上がりだよ」
マーモンはそう宣言し、ダイヤのキングを二枚出す
「…上がりだ」
それにザンザスはスペードのエースを二枚出し、小さくため息をついた
「えっ!なんでカードだせるのにゃっ?!う、嘘だにゃ…………な、流すにゃあ…」
ヴァリアー達のテンポの良さに驚いた
「うしししし♪ツナヨシ弱いー」
「はー…ぅひゃあっ?!」
ベルがツナの首筋にかぷりと噛み付く
「ちょちょちょっ!ベ…ベベベルッ?!」
「う゛お゛ぃっ?!ベルっ!つつつつなよしに何しやがるっ!」
スクアーロはベルの席まで行き、ツナをベルから引き剥がそうとする
「ちぇ…姫~?後でコイツから姫を必ず取り返すから、待ってて」
(待ってたくねぇーっ!つーかなんで俺が姫っ?!)
ベルは名残惜しく躊躇ったが、渋々ツナをスクアーロに渡した
「よぉし…命令は何にするかなぁ…」
「俺まだ大貧民確定してませんからっ!」
スクアーロはツナを抱き上げたまま、鼻歌を歌いながら楽しそうにしている
「うしし…スクアーロ、俺が負けたらどーする?」
ベルの発言にスクアーロの鼻歌が止まった
「…う゛ぉ゛ぃ…それだけは止めろぉ…」
「じゃあちょっとは俺にも姫を分けろよなー」
「わ、わかったぜぇ…」
肩をガクッと落として、スクアーロは泣く泣く了承した
「しししっ♪んじゃ、あがりぃ♪」
第二回地獄の大貧民、勝者スクアーロ、敗者ツナに終わった


「ああぁ…また俺大貧民かにゃ……つーかお前ら強すぎだにゃあっ!!」
ツナは叫ぶが、語尾に「にゃ」が付いてるため、回りからは哀れみの目しか帰ってこなかった
「ツナヨシが弱いんだよー」
「んじゃあ、俺からの命令はだなぁ………………」
暫く考えてこむと、スクアーロの頬が赤くなる
「す、スク…アーロ…?」
嫌な予感がしながらも、恐る恐るスクアーロを呼んでみる


「つ…つなよしぃ…今晩、お゛…ぉ…お持ち帰りさせろお゛ぉぉっ!」
「ヤダ~ン♪スクアーロったらダ・イ・タ・ンvv」
(ずっと黙ってたルッスーリアがいきなり喋ったーっ?!ちょちょっと…それ以前にお持ち帰りって何さ?!)
混乱してあたふたとジタバタするツナ
「スクアーロ、それは卑怯だよ」
「うるせぇぞぉっ!なんでも命令していいんだから別にいいだろぉがぁっ!」
マーモンの差止めにスクアーロはシャアシャアと理屈を言うとマーモンは、
「ムム…確かに」
大人しく認めた
「認めるにぁっっ!ちょっ…リボーン助けてにぁっ!」
誰でもいいから助けてほしく、とりあえずリボーンに助けを求めた
「うるせーぞ。ママンには俺が言っておくから、安心して二泊でも三泊でもしてこい」
(えぇえ?!にっ…二泊でも三泊でもって…そんな…)
絶望感に、開いた口が閉まらない
「しししっんじゃあ明日は俺にちょーだい」
「その次は俺だ」
いつの間にかスクアーロとベルの間にザンザスが仁王立ちしていた
「ちょっとザンザスまでっ?!いっ…嫌だぁっ!」
「にゃを忘れてるよ」
「う…分かってる、にゃ…」
ツナは顔を伏せて嘆いた
「うしししー♪お持ち帰りぃー♪」
ニコニコとツナを抱えあげ、窓を開け沢田家を後にする
「…う゛ぅぅ…」


スクアーロを筆頭に、ベルとザンザスに仲良くお持ち帰りされたツナは
1ヶ月間姿が見られなかったとか




**あとがき**
ツナ、ヴァリアー達にお持ち帰りされちゃいました。…綱くん御愁傷様です(笑)
でも豪華な食事が食べれるんでしょうねぇ…羨ましい
多分、スクアーロ→ベル→ザンザス→みんなでで仲良くいただきます→スクアーロに戻る
という流れで頂かれちゃうんでしょうね(黒笑)

駄文をここまで読んで頂きありがとうございました

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風木ひらい様3/ムクツナ

画像クリックで別画面で大きく出ます





ムクツナ
「クフフフフ…最高の味ですよ、ボンゴレ」
「やっ、やめ…骸っ…くっくすぐった…いっ…」
「おやおや…気持ちいい、の間違いではありませんか?」
「なっ…!!!」


########
風木ひらい様のバレンタインフリー配布絵の三枚目、ムクツナを頂いてきましたっっ!
もうムックが…ムックがカッコ良くてっ…淫美なっ…
もう骸様カッコいいですっっ☆

スイーツぱにっく!04


玄関に背を向け、ツナは重い足どりでリビングに戻った
「どうした、ツナ?」
「あぁ…リボーンか。なんでもないよ…」
ふー…と再度ため息をついて、椅子に座った

ピーンポーン
「はぁ…また誰か来たよ……」
やれやれ…とため息をつきながら、玄関に向かう

ガチャリ
「はーい…ってあれ?誰もいない?」
あたりをキョロキョロと見回すが、誰もいない
イタズラかと思い、ドアを閉めた
「ったく…ピンポンダッシュなんて今時するなよなぁ…」
呆れながらリビングのドアを開けると…


「ツナヨシー♪遊びに来たよ~♪」

バタン
「………」
見間違いかと思い、目を擦ってから、ドアを開けた

ガチャリ

「ボンゴレを偵察に来たよ」

ドアを開けると、顔の真っ正面にマーモンが浮いている。だが、ツッコむ場所はそこではない

「……なんでヴァリァー達がいるんだよーっ?」
「う゛ぉ゛ぉぃ?!俺達がここにいちゃあ悪いのかぁ゛ぁ?」
ガゥーッ!と、威嚇するようにツナを見下ろす
「いやあの…こ…ここオレん家だしっ!つーかいつ入ってきたの!?」
「ふふ~玄関からよー?」
(出たーっ!オカm…いやいや…姉さん)

「え?だってさっきは誰もいなかったはずじゃ…」
「バカかダメツナ。コイツらのスピードがお前の目で見えなかっただけだ」
(ど…どんだけ早いんだよっ!?)
という質問は出来ない

「そ、そういえばレヴィは?見かけないけど」
「…オーストリアに出張だ」
ツナの質問にザンザスはスパッと即答した
「なぁツナヨシ~トランプやらねー?」
退屈そうにしていたベルが、どこからかトランプを取り出す
「う゛ぉ゛ぉぃ!俺も混ぜろぉ」
「うふふ、あたしも~」
体をくねくねさせて近寄ってくるルッスーリアは、少し(いやかなり)気色悪い
「ボクもやるよ。いくら賭けるんだい?」
「うししー♪俺Sランクの報酬2倍分ね」
「じゃあボクは――」
ベルやマーモンは、早速コートからカードを取りだし始めた

「えぇーっ!ちょっ…待ってよ!お金賭けんの?!ただのトランプでしょ?」
ヴァリァー達が掛け金を良い始めたとこを慌てて止める
「あら、どうして?お金を懸けないトランプなんて面白くないじゃないの~?」
「そうだよ。イタリアじゃ当たり前だけど」
「ツナヨシは日本育ちだからしらないんだよねー?あ、そうだ♪」
「な゛っ…何すんだあ゛ぁっ!?」
ベルは、トランプサクサクとをきりはじめたスクアーロからトランプを取り上げた
「しし、大貧民やらね?これなら金懸けなくても面白れーしぃ♪」
ニコニコとしながら、ベルはトランプを配り始める
「うーん…まぁ、いっか…」
(お金懸けないし…多分大丈夫だよね…うん)
ツナは一所懸命自分に言い聞かせた

「う゛ぉぃ…大貧民ってなんなんだぁ?」

配られたトランプの手札を見ながら、スクアーロは呟いた
「…一番最初に上がったヤツが「大富豪」で、一番最後まで残ったヤツが「大貧民」。大貧民になったヤツは、大富豪になったヤツの命令を1つ聞くゲームだ」
命令を一つ聞く、というとこで、ツナの肩がぴくっと震えた
「あの…命令のルールは…無」
「んじゃあスタート♪」
ツナの悲願も聞かれずに、地獄の大貧民はスタートした




大貧民が始まってから15分…

「しししー♪俺大富豪だし♪やっぱ王子だからー?」
「ボクは富豪だよ」
・大富豪→ベル
・富豪→マーモン、
・貧民→ルッスーリア、ザンザス
ここまでが現在の試合結果
そして、スクアーロとツナのどちらかが貧民・大貧民のどちらかになる
「そういえばなんでリボーンは参加しないんだ?」
ふと不思議に思ったツナは、山にダイヤの6を出しながらリボーンに聞いた
「俺はそういった遊びはしない主義だからな」
「あっそ…」
ズズーとコーヒーをすすりながら答えるリボーンは、小さいながらも様になっている
「しししっ!どっちが大貧民かなー♪スクアーロかな?ツナヨシかなー?」
大富豪のベルはウキウキと手を擦りながら、決着がつかないか今か今かと待っている
「ボクはどちらでもいいけど、早く終わらしてよ」
「どっちも頑張ってねぇ~」
「う゛お゛ぉし!これでどうだぁっ!」
バシッとハートのエースを出したスクアーロに、ツナはニコッと笑ってジョーカーを出した
「な゛にぃぃっ?ジョーカーだとぉ?ったく…流すぜぇ…」
ふて腐れ気味にカードを横に流した
「わーい♪じゃあ3のダブル~」
ツナは手札からクローバーとダイヤの3を出した
「「え゛えぇぇ?!」」
ベルとスクアーロは同時に驚き叫んだ
マーモンも口を少し開けて驚いている
ザンザスは無表情なのでよくわからないが、コーヒーを煽っていた動きが止まっている
「ちょっ…ツナヨシ?なんでここで3がでるの?!」
「俺も驚いたぜぇ…」
「理解不能だよ」
驚き顔というより飽きれ顔のみんなに、ツナは首を傾げた
「…??だってなかなかオレ最初になれないから3が残っちゃったんだよ…」
(運悪いな)
(ししし…確かに)
(どうりで3が出ないわけだね)
哀れみの視線を送りながら、二人の勝負を見守った



ツナの手札はあと2枚
(よし…スペードのキングを出して縛りにしたら、きっとスクアーロはカード出せないから、残り一枚の5を出してあがりだぁ☆)
作戦に思考を巡らせ、にたりとツナは笑った
「えいっ!」
ツナは笑顔で、勢いよくトランプの山にスペードのキングを叩きつけた
(勝った~っ!)


思ったが

「つなよしぃ…ごめんなぁ」
スクアーロは、自分の手札を見ながら、ツナに謝った
「えぇっ!?なんでスクアーロが謝るのさっ?」
「うしし♪スクアーロの勝ちー」
「え?え?」
訳もわからずあたふたしていると、スクアーロは手札の残りの一枚をトランプの山に静かに置いた

「嘘おぉぉっっ!?す、すす…スペードのエースっっ!?」

結局
第一回大貧民の結果
大勝者はベル
そして敗者の大貧民は………やっぱりツナ


「嫌だあぁぁぁっ!」
「スクアーロ、足押さえてよ」
「おう…って俺に指図するんじゃねぇっ!」
「ししっ♪完成~」
出来たのは…

ミニスカメイド+猫耳+しっぽ=ツナ

である
「ししっツナヨシ可愛いー」
ムギュッ
ベルはツナを抱き締め、頬擦りをする
「ふ…う゛…う゛ぅ…」
ツナは顔を赤らめ、涙目になりながら必死に耐える
「う゛ぉ゛ぉぃっ!勝ってやったんだから俺にも抱き締めさせろぉっ!!」
ズカズカと近寄ってくるスクアーロに、ベルはくるりとツナごと向きを反らした
「だめー♪だって俺王子だし、大富豪だしー?」
ツナの猫耳つきの頭を撫でながら、ベルはニコニコとしている

「このままお持ち帰りしたいけど、二回戦いこっかー」
「えっ?!」
(おおお持ちかえりっ?っつーか二回戦っ?!嘘だろ?)
「別に構わん」
「ボクもいいよ」
「次こそ俺が大富豪になってやるぜぇぇっ!」
「私は降りるわぁ~」
いつの間にか第二回の開始が決定されていた


「じゃ、じゃあこれ脱いでもいいよね?」
「だーめ♪」
「駄目だ」
「駄目だぞぉ」
衣装を脱ごうとしたら、ベルとザンザス、スクアーロに口を揃えて止められた
「そっそんなぁっ!?」




……地獄の大貧民は続いていく……



**あとがき**
ヴァリアー一味登場
そんで大貧民で遊んでまね…和みまくってるし
まぁツナは和んでないけど(笑)
2月22日は猫の日
なので猫耳メイド着用を王子からの命令にしました☆うしし…凄く可愛いだろうなぁ…
多分二回戦もツナが大貧民で、今度はマーモンが大富豪になって、命令は「にゃんにゃん言葉で喋る」とかだったら…
ぶはっ…想像しただけで萌えるっ!

ここまで読んでいただきありがとうございましたー
クフフ…

風木ひらい様2/ベルツナ

画像クリックで別画面に大きく出ます
ベルツナバレンタイン絵
「しししっお前こういうの好きなんだろ?」
「な、なにそれ!?どういう情報だよ!?」
「大丈夫、後でちゃんとなめてやっから。」
「はぁ!?そんな勝手な…」
「しししっだって俺王子だもん。」


########
わふわふっ!風木ひらい様からバレンタイン絵二枚目のベルツナ絵を頂きましたvv
うはっ!ツナがツナがっ!チョコまみれーっ!
かわいいっ!萌えます…

風木ひらい様/ヒバツナ

画像クリックで別画面に出ます(微エロ注意)





ヒバツナバレンタイン絵
「せっかくもらったチョコだけど…僕は甘いものが得意じゃなくてね…君が食べなよ…」
「ひ、雲雀さん!何を…!?」
「ワォ!あっという間に溶けた…君のナカ…熱過ぎるんじゃない?」
「やあっ…ぁ…気持ち悪いよぉ…っ」


#######
風木ひらい様からバレンタイン限定のフリー配布ヒバツナ絵を頂いてきました…vv
ひゃうーvv
うん、えくすたしーっ!(意味が分からなくてもお父さんやお母さんに聞かないでネ!)

はうはう…おいしく頂きました(いろんな意味で)
風木ひらい様、感謝感激かんばれーですよ!

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プロフィール

HN:
堕天使エレナ
HP:
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
絵描き 執筆 読書 ゲーム 寝る 妄想 便せん作り
自己紹介:
うえのイラスト画像はいただきもの。
オンラインでは執筆を
オフラインではイラスト中心に活動中デス
ギャルゲー、音ゲー、RPG系、シュミレーションゲームが好き
格ゲーやアクションは苦手

感想・お問い合わせは下記マデ(☆を@に変えてねっ)
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