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ビスケット通信

小説(とたまに絵)を書いてるブログです。 現在更新ジャンルは本館で公開した物の再UP中心。 戦国BASARAやお題など。

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子供の日

※フリー配布です





5月5日
子供が喜ぶ(特に男の子)【子供の日】
世間では柏餅が食べられている…そんな日

「今日は子供の日かぁ…」

オレの家(沢田家)では、母さん(+手伝い)の手製柏餅が机に綺麗に並んでいた
…若干怪しい煙が出ている物もあるけど、それは食べない方がいいと思う…

「それじゃあ食べましょう」

母さんの掛け声を筆頭に、大皿に積まれている柏餅を皆手に取っていく

「やはりお母様の柏餅は旨いッス!」
「獄寺君、そんなにがっつかなくても沢山あるから…」
「あらあら~お母さん嬉しいわぁ♪」

今食卓に並んでいるメンバーは、獄寺君、母さん、オレ、ランボ、イーピン、ビアンキの6人
ちなみにビアンキはマスクを被ってるから、獄寺君は平気(取らないといいけど…)

リボーンは、「甘い物はオレに似合わねぇからな」とか言って、作ったばかりの柏餅を一つ持ち去って行った(何処に行ったかは詮索しないが)

「そうだわ~!後でツッ君のお友達に、コレ分けに行ってあげなさいよ~」
「ちょっ…いいって今さら!」
「十代目、俺がお手伝いします!」
「だけど…」

子供の日に柏餅を配って歩く…想像しただけで物凄く恥ずかしい。しかも獄寺君と一緒だと尚更心配だ…

「じゃあ包んでくるわね~」
「母さん!あー…そうだ!きっと数足りないって!」

慌てて席を立ち上がり、止めさせる理由を必死に考え出した
のだが…

「大丈夫よ~こんなに作ったんだから♪」

そう言った母さんの後ろには山積みの柏餅…100以上ありそうだよ…

「えっと…何人分包むのかしら…」

手を頬に添えて考え出した母さんに、オレはため息をついた

「はぁ…えっと…まず京子ちゃんだろ…山本に…」
「野球馬鹿は放っておきゃいいんすよ!」

またなんかめんどくさい事言い出したーっ!

「獄寺君はまた何言ってんだよ…普段から助けてもらってるんだし、あげない訳にいかないだろ?それに、親友だし…さ」

獄寺君は俺がそう言うと、がくりと項垂れた。…腹痛?でもビアンキはマスク外してないし…どうしたんだろう…?

それより今は柏餅あげる友達数えないと…(っていつの間にオレあげる事になってんだろ…)

山本だろ(後山本のお父さんも)、京子ちゃんにハル、後一応ディーノさん(後で連絡してみよう…あ、ロマーリオさんにも一応…)
それから京子ちゃんのお兄さんと…後黒曜中の骸とクロームに…(あと仲間の二人も)
コロネロとバジル君とフゥ太に…(そういえば今日はフゥ太とバジル君いないな…)

つーか多い…
あとヴァリアーの5人と…(一応…仲間だし)
雲雀さんと直属の部下の…えっと…名前なんだっけ…えーっと…あ、草壁さんだ
それからー…シャマルか。こんなもんかな…23人
いつの間にオレの周りはこんなに騒がしくなったんだろうなぁ…(これも全てはリボーンのせいだ)

「23人…かな…」
「分かったわぁ~ちょっと待っててね~」

母さんは鼻歌を歌いながら楽しげに柏餅を包んでいってる(何気にビアンキも手伝ってるのが不安だけどな…)

「とりあえずディーノさんに電話しないと…」
「大丈夫だぞ。もう呼んであるからな」

後ろを振り返れば、何処かに行ったはずのリボーンとディーノさん(後ロマーリオさん)が居た

「良かった~…リボーンサンキュー」
「ツナ、久しぶりだな!」
「うわぁっ//」

ディーノさんが歩いて来たかと思ったら、いきなり抱き締められてオレは悲鳴をあげた

「ちょっ…ディーノさん苦し…」
「あぁ…ごめんなツナ」

苦笑いしながら解放してくれた。…でもディーノさん、久しぶりって先週会いましたよ…

「じゃあカシワモチってやつ頂こうかな!」
「はいっ!どうぞ」

ディーノさんは柏餅を手に取ると、パクリとかぶりつ……ってあれなんか煙が…ああぁぁっ!?

「ちょっとディーノさんそれはっ…」
「ん?なんだ?」

……ディーノさん平気っぽい?

「ディーノさん…平気…なん…ですか?」
「???」

まぁ…平気っぽいから大丈夫…かな

「ツッ君出来たわよ~」
「ありが…はぁっ?!」

物凄い柏餅を入れたケースがタワーになっていた
…あんな量持ってけねー…

「隼人、10人分くらい持てるわよね…」
「なっ…あぁ持てるよっ!」

両手に乗せられたタワーを、少し顔をひきつらせながら持ってくれた

「ご…獄寺君、無理しなくてもいいんだよ?」
「だ…大丈夫っす…」
「…仕方ねーな。俺も手伝ってやるぞ」

珍しくリボーンが手伝ってくれるなんて…なんか企んでないだろうな…

「ニカッ☆」

すっげー怪しいーっ!
…まぁ、5人分も持ってくれたんだし文句は言わないけど…

「私も手伝ってあげるわ」
「は…はい。有り難う御座います…」

とりあえずビアンキに頼むのは不安だけど、3人分頼むことにした

「よし、じゃあオレは5人分か…」

カタ…ひとまず箱を持ってみたが、ちょっと重い…仕方ないけど

「じゃあ分担を決めよう。ビアンキはコロネロとバジル君とフゥ太をお願いします」
「…分かったわ」
「えっと…あ、ディーノさん、これディーノさんとロマーリオさんに…」

獄寺君が持っていたのを二箱渡した(これで獄寺君楽になるよね…)

「えっと…じゃあ俺は…」




NEXT


A京子ちゃんと黒曜の人達
Bヴァリアーメンバー
C京子ちゃんと京子ちゃんのお兄さんとハル、雲雀さんと草壁さん

…それぞれに続きます

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シナリオかつどうりれき

2009年 ・ボイスドラマサークルcrystal vine様の作品「Shadow Control Polise」にて、キャラクタープロフィール制作(13人ほど作ってます)、及び短編のサブシナリオ執筆予定 ・ボイスドラマ「REBORN! VOlCE DORAMA企画-リング争奪戦と日常と-」にて、メインシナリオを執筆中です。 とりあえずこんな感じで 本当に私でよかったのだろうか…(汗)

6000hit感謝感激です

ザンザス「ぶぁっはっはっはーっ!…ザンザス様だ」
マーモン「…どうしたんだいボス(今回キャラ壊れないか心配だよ)」
ザンザス「…なんでもねぇ」
ベル「まさか、前回なかなか喋れなかったから今回こそ喋ってやろう、みたいな?」
ザンザス「…ベルフェゴール」
ベル「気にしない気にしない♪」
マーモン「そんなことより、ルッスーリアとスクアーロはどうしたんだい?全然発言ないけど」
ザンザス「あいつらは煩いからな。ドイツに行かせている」
ベル「でもスクアーロがいないと弄る相手いないなぁ…」
ザンザス「…なんだ」
マーモン「ベル、そこでボスを見たら駄目だよ」
ベル「冗談だよ。しししっ♪」
ザンザス「……。本題に入る」
マーモン「そうだね。200文字も無駄に間取っちゃったしね」
ベル「確かに6000hitだっけ?信じらんねーし」
マーモン「うん、前回感謝やった時は3000hitだったのに、いつの間にか6000hitだよ」
ザンザス「その前に、今回はヴァリアー部隊宣伝をする」
マーモン「(宣伝?)…宣伝はまた今度にしようよ(ヴァリアーっていつの間に胡散臭い企業になったの?それともヴァリアージョークかい?……ボスは置いといてあっちに行こうかベル)」
ベル「めんどいしー(そうする?ボスって怒らせたら怖いからねぇ♪)」
ザンザス「そうか…お前らがそう言うなら…ってどこいくんだ?オイ…俺様を置いて………」


マーモン「…ボスってあんなキャラだっけ」
ベル「さぁ?面白いからいいんじゃない?」
マーモン「さて、今回6000hitな訳だけど…管理人しばらくネット切れてたんだよね」
ベル「そうそう、PSPがツンデレったとか。つーかツンデレって何?」
マーモン「ベルはそんなこともしらないのかい?ツンデレっていうのは、いつも冷たい態度をとっているけど、たまに可愛い態度をとる人の事をツンデレって言うんだよ。分かったかいベル?」
ベル「うししし。じゃあツンデレってマーモンの事じゃん」
マーモン「馬鹿?僕がそんなのに思う?」
ベル「思う」
スクアーロ「思うぞぉ」
マーモン「…ベル、後で覚悟しなよ」
ベル「しししっ♪了解♪」
スクアーロ「う゛おぃ…オレを放置するな゛ぁ゛ぁ…」
マーモン「スクアーロ、いつの間に帰って来たんだい?確かにドイツに行ったんじゃなかったの?」
スクアーロ「あ゛ぁ?オレかぁ?ザンザスの事だ、きっと裏があるに違いねぇと思ってなぁ…部下に任せて今朝帰って来たんだぞぉ!」
ベル「相変わらず喋り方がウザいしー」
マーモン「濁音減らしなよ。あと、騒がしいから10m先で喋ってよね」
スクアーロ「オレは害虫かあ゛ぁ?!それよりこのサイトが6000hitだってな゛ぁ」
マーモン「スクアーロ煩い。喋らないでそこに座ってなよ」
スクアーロ「う゛ぉいっ!?何を……………!!……………!?」
ベル「うしししっ♪マーモンちょっとこれはやり過ぎじゃね?」
マーモン「これで煩くないね」
スクアーロ「……………!!…………!」
ベル「何言ってるかわかんねーって」
マーモン「じゃあちょっとだけ解いておこうか」
スクアーロ「う゛……ぃ…っ!お……………で…だ…っ?!」
ベル「なんかさっきの方がマシじゃね?」
マーモン「でも最初のとこはちょっと分かるからこれでいいよね」
スクアーロ「………」



雲雀「咬み殺されたいの?」←出番無かったが冒頭からずっと待機してた
ツナ「ちょっと雲雀さん押さえて押さえてっ!」
骸「そうですよ。大人げない」
ツナ「とか言いながらどこ触ってんだよっ!つーかお前いつの間に?!」
骸「クフフ…もちろん前回3000hitのコメント効果が幸を然して仲間入りです」
雲雀「ねぇ…漢字違うから」
骸「そこは気にしてはいけませんよ♪」
ツナ「えっと、前半はヴァリアーの人達に取られてたけど、残り頑張ろうよ」
雲雀「…帰る」
骸「僕は歓迎ですね♪おや…恭弥くん帰っちゃうんですか?」
雲雀「…パイナップル頭、殺されたいの?」
骸「いえいえ、そんな事は全く無いですよ?ただ恭弥く」
雲雀「咬み殺す」
骸「クフフフフ…血の気が多いですねぇ…もちろんお相手致しましょう」
ツナ「ちょっ…二人供ーっ!(汗)」
???「…!」
ツナ「うぉわあぁあぁーっ?!」


???「大丈夫か?」
ツナ「うん、大丈夫…ってリボーンっ!?」
リボーン「お前らに任せといたら脱線するばかりだからな。様子を見に来たら予想通りの有り様だ」
ツナ「ははは…」
リボーン「とりあえず、メッセージを読むか」
ツナ「メッセージって…何の?」
リボーン「一応ツナの知り合いからだぞ。読め」
ツナ「えぇっ?オレが読むの?」
リボーン「グダグダ言ってねーでさっさと読め。ダメツナが」
ツナ「わっ分かったよ…えっと…『おめでとう…いつか本編に出してね…。あと…ボス…また遊ぼうね』だってさ」
リボーン「それはクロームからだな次は―…」
獄寺「十代目っ!遅くなりましたっ…」
ツナ「あ、獄寺君も来たんだ」
獄寺「この獄寺隼人、十代目の行くところなら例え火の中水の中、何処へでもついて行きます!」
リボーン「熱烈告白はうぜーから後にしろ。…ん?メッセージが無くなったな…」
ツナ「えーっ!?ちょっとさっきまであったのにーっ!?」
ランボ「あーっ!なんかツナ達面白そうな遊びしてるーっ!ランボさんも混ぜろー!」
獄寺「アホ牛!てめぇ何しに来やがったっ?!」
ツナ「ああーっ!またややこしいの来たーっ!」
リボーン「うるせーから一時バトンタッチだ」



雲雀「君、やっぱり僕と気が合いそうだね」
骸「えぇ…それよりいつの間にかツナヨシ君が消えてますね」
雲雀「…あぁ、赤ん坊が連れていったよ」
骸「そんな…僕はまだハグもしていなかったのにっ…」
雲雀「触ってたじゃない…僕は今回まだだったのに」
骸「クフフ…役得ですかね」
雲雀「…」
骸「おやおや…また怖い顔をして…それより、アルコバレーノから司会をバトンタッチされてますよ」
雲雀「司会なんて柄じゃないけど、やらないとね」
骸「あなたとペアなのが苦ですが…仕方ないです。頑張りましょうか」
雲雀「その言葉…聞き捨てならないね」
骸「空耳ですよ」
雲雀「空耳?なら良いけど」
骸「えぇ(地獄耳ですね)」
雲雀「じゃあ、さっさと進めようか。…で、何をするんだい?」
骸「さぁ?何をしましょうか?」
雲雀「…決めてなかったの?」
骸「え…えぇ」焦り気味
雲雀「…はぁ…なら、何か他の事をやろうか」
骸「クフフ…ヤるんですか?」
雲雀「…噛み殺すから」
骸「じょ、冗談ですよ…怖いですねぇ」
雲雀「そう……ん…?誰か来たみたいだよ」
ツナ「あーあ…獄寺君とランボのせいでボロボロだよ…(精神的に)」
雲雀「あいつら、君に何かしたのかい?」
ツナ「え?あー…いや…」
骸「言えないんですか?…さっそく串刺しにしに行きましょうか」
雲雀「そうだね。骨を砕きに行こうか」
ツナ「ちょっ…ちょっと待ってよ!」
雲雀「何?」
骸「僕達もう決めたんですよ。どうして邪魔するんですか?ツナヨシ君のためなのに…」
ツナ「いや…だから違うんだよ。実はかくかく然々こうだったんだよ」
雲雀「…へぇ」
骸「そうだったんですか。僕はてっきりツナヨシ君が」
雲雀「ところで綱吉…」
ツナ「ひゃっ?!」
骸「っ!?」
ツナ「ちょっと雲雀さん?何処に手入れっ…あっ」
骸「ちょっ…何をしてるんですかっ!」
雲雀「あった……これでしょ?」
ツナ「は…ふぇ?」
骸「メッセージ文みたいですね」
雲雀「きっと赤ん坊が入れたんだね」
ツナ「な…ーっ!リボーンの奴っ!」
骸「クフフ…それにしても……ねぇ?」
雲雀「軽い方だったのに、良い乱れっぷりだったよ」
ツナ「はぁ?!そんな訳なっ…」
骸「確かめてみますか?」
ツナ「何を?」
雲雀「そうしようか」
ツナ「…は?」
骸「今日は帰しませんよ」
ツナ「…え?えぇーっ?」
雲雀「クスクス…今夜は楽しい一夜になるね」
ツナ「何か分かんないけどイヤだぁーっ!」



マーモン「あれは当分帰って来ないね」
リボーン「だな」
マーモン「とりあえずもう文字数残ってないし、メッセージを読んでさっさと終わらせようか」
リボーン「あぁ。一応コピーあるからな」
マーモン「…じゃあさっき無いって言ったのは演技かい?」
リボーン「当たり前だ。俺が物を無くす訳無いからな。あれは今朝仕込んでおいたんだぞ」
マーモン「悪だね」
リボーン「面白いからな」(ニカッ)
マーモン「笑みが黒いよ」
リボーン「メッセージを読むか」
マーモン「うん。次は誰からだい?」
リボーン「珍しいな…千種と犬からだな」


犬『お久しぶりびょーん!』
千種『犬、煩い』
犬『いいらんかー祝い事なんらしー』
千種『別に一万hitとか言うなら分かるけど、6000は微妙』
犬『相変わらず柿ピー頭固てー奴…とりあえず赤ん坊!おめれとうびょん!』
千種『……喜ばしい事』
犬『柿ピーもっと何か言えよー!』
千種『…必要無い』
犬『つまんねー。んじゃまたなー!』
千種『……またいつか』


リボーン「…というメッセージだ」
マーモン「犬のしゃべり方どうにかならないのかい?」
リボーン「無理だろ」
マーモン「次は誰からだい?」
リボーン「次は…これはめんどくせーからpassだ」
マーモン「誰か分からないけど、めんどくさい文なら僕もpassしたいね」
リボーン「もう終わりだな」
マーモン「もうメッセージは無いのかい?」
リボーン「あぁ。んじゃ、また次回」
ツナ「はっ…リ、リボーン!」
雲雀「…どこいくんだい?」
骸「クフフ…僕達から逃げられたと思っているんですか?」
ツナ「うわあぁあっ!助けてーっ!」
雲雀「じゃあね赤ん坊。…それから君も、また会えたらね」
骸「アルコバレーノ、ではまた。…貴女とまた会えるのを楽しみにしていますよ」
ザンザス「今回はかなり発言したなぁ!」
スクアーロ「う゛………っ!…れ………ーっ!」
マーモン「忘れてたよ」
スクアーロ「あ゛ー…あ゛ー…やっと喋れたぜぇ…ってもう終わりなのかあ゛ぁ?!」
ベル「もう文字数残ってないし、残念だったね。まあこっちは色々喋れたから満足かな」
マーモン「僕らもそろそろ任務に戻らないとね」
ザンザス「帰るか」
ベル「了解。またねぇ♪」
マーモン「また招待してよ」
リボーン「分かったぞ」
スクアーロ「俺も忘れるな゛ぁ?」
リボーン「おめーはうるせーからな。考えとく」
スクアーロ「…う゛ぉお゛ぃ……」
リボーン「招待するからさっさと帰れ。あいつら先に帰ったぞ」
スクアーロ「な゛っ!待て!ザンザスーっ!」ズダダダダーッ!
リボーン「…帰る時も騒がしい奴だ」
ルッスーリア「なんでアタシのメッセージ読まないのよぉっ!」
リボーン「メッセージなんて届いてないぞ」
ルッスーリア「そんなぁ…酷いわぁ…」

リボーン「やっと静かになったな…残り2000文字。俺のターンだ」
管理人「管理人登場だぞ」
リボーン「………」
管理人「…」
リボーン「………」
管理人「……」
リボーン「…」
管理人「……?」
リボーン「何か喋れよ。文字数無駄になるだろーが」
管理人「あははー次回もお楽しみにー」
リボーン「宣伝か」
管理人「なり茶でもやりにいこーっと」
リボーン「小説を書け」
管理人「えーだって指痛いし」
リボーン「役にたたねーな。…それより、なり茶とやらで俺を使うな」
管理人「だって一番使いやすいし♪」
リボーン「…まぁいい。ほどほどにしろよ」
管理人「大丈夫大丈夫♪」
リボーン「不安だぞ…」


end!
管理人「次回は一万hitかな…」
リボーン「そのためにも小説を書けよ」
管理人「…頑張る」

空振り/ヒバツナ


春も過ぎほんのり暖かくなった頃…

「ツナ」
「なんだよリボーン?」

悪魔の赤ん坊と呼ばれている赤子は、一冊の絵本を手にしている
赤ん坊なのだから絵本を持っていても可笑しくはないが、その赤ん坊は黒いスーツを着禍々しい雰囲気を放っていた
そのあまりにも似つかわしくない組み合わせに、マフィアの跡取り候補ボンゴレ十代目こと沢田綱吉は不審に思う

「…絵本?」
「あぁ」

渋々受け取り、タイトルをまじまじと見た
が、海外の絵本であったため、文字が読めない

「…何語だよ」

仕方なく中身を見て判断しようと絵本を開こうとした時、ツナは用事があった事を思い出した

「ってこんな事してる場合じゃないよっ!今日は山本の試合応援しに行くんだった!」

ドタバタと急いでパーカーを着、身仕度を済ませる

「とっとと行け」
「リボーンが止めたんだろ?!全く…」

部屋を出て階段を駈け降り、靴を履いているとリビングのドアが開き、ツナの母奈々がおたまを手にしながら顔を出した

「あら、つっくんどこに行くの?」
「山本の試合に応援しに行くんだ、夕飯までには帰ってくるから。行ってきまーす!」
「車に気をつけるのよ~」

母の言葉も鵜呑みにドアを勢い良く開け家を飛び出た





「おっし!ホームランだ」

勢い良くホームランを打ち嬉しそうに一塁、二塁と走っていき、ベースを踏んで山本は澄みきった笑顔で笑った

「やっぱ山本は凄いなぁ…それに比べてオレはダメダメだもんな…」

以前体育で野球をやった時、空振り3ストライクバッターアウトの光景を思い出して、がっくりと肩を落とした

「ツナはやれば出来るって!今度俺と練習すっか?」

自分のバックを漁りながら、ツナの方を向きニコッと笑いかけながら言った

「山本…ありがと!」
「はははっ友達だからな!あ、やべ…タオル忘れたわ。ツナ、マネージャーに貰ってくるから待っててくれるか?」
「え?あ…ちょっと、待って」

少し苦笑いしてから、マネージャーの元に駆け寄ろうとした山本を、引き留めた

「ん?どうした、ツナ?」

足を止め、不思議そうに後ろを振り返る

「その、良かったらオレのタオル使ってよ」

はにかみながら、腰に挟んでた青いタオルを取り、軽く畳んで山本に渡す
一瞬驚いた顔をしたが、山本はすんなりと受け取り、軽く礼を言う

「お、サンキューな!助かったぜ。でもツナは良いのか?」
「うん、オレは平気だから」

手をわたわたと左右に振り、大丈夫だと示す

「そっか、でも水分だけはキチンと取れよな!んじゃ、オレはチームに戻るわ」
「うん」

手を降って見送った後、ペットボトルを取って蓋を開け、水を一口飲んだ
空を見上げ、雲一つ無く澄みきった空に、心がすーっと涼しくなるのを感じる
いつも争いや仲間の騒動に巻き込まれてばかりだったツナは、少しばかりの安らぎを楽しんでいた

「雲一つ、無いなぁー…そういえば、雲雀さんに最近会ってないな…」

雲の守護者であり、並盛の秩序である、並盛中風紀委員長の雲雀恭弥を思い出した

「きっと今日も見回りだろうなー」
「そうだよ」

聞こえた声に驚いて後ろを振り向くと、風か吹いた勢いで、桜がひらひらと舞い落ちる
土手の上に、威風堂々と立つ雲雀の姿があった

「ひ…ばりさん…」

少し怯えながらも、ベンチの近くに歩いて来た雲雀を、恐る恐る見上げる

「やぁ。野球観戦かい?」
「あ、はい…山本の応援に」

その言葉に、雲雀の眉間にしわが若干寄る
ツナは少し顔を伏せて、雲雀の機嫌を伺いながら答えた

「…ふーん」

相変わらず興味無さそうにしながら、ツナの隣に音も無く静かに座った
立ったまま話すとばかりに思っていたツナは、予想外の事に驚きながらも遠慮してベンチの反対側に少し寄ると、雲雀がツナの腕を掴んだ
その手は、やっぱり少し冷たい

「…なんで離れるの?」
「え…あ、すいません」

不機嫌な声で言われ、怯えながら、慌てて元の位置に座り直した
触れるか触れないかしか間が空いてない距離に、ツナは緊張する

「………」
「………」

その様子を、雲雀は無表情に、でも心の中では愉快に見つめた

「あ…あの、雲雀さんは、今日は見回りですか?」

沈黙が気まずくなり、話題を持ちかけてみる

「そう。春は浮かれた輩が多いからね…いつも以上に見回りを増やしているんだよ」
「そ、そうなんですか」

雲雀に見つかった人達を可哀想に思いながら、相づちを打つ

「君もそうならないよう気をつけなよ」
「はっ、はい…」

もしそうなったら…と考えて、その結末に一瞬ゾッとした

「…本当は僕がずっと見張っておくのが一番なんだけど」
「ひ…雲雀さんっ?!」

雲雀の小さく喋った事に不審な言葉が聞こえた気がし、寒気がし身を縮めて驚くと、雲雀はにやっと笑いながら「冗談だよ」と付け加えた

「え……」
(雲雀さんが言うと冗談に聞こえない…)

拍子抜けたように、肩の力を抜くと雲雀が冷めた口調と視線で問う

「…何、嫌なの?」
「ひぃっ!そんなことはっ!…あっ!」

涙目になりながら、条件反射で答えてしまったことに慌てて自分の口を押さえた

「クスクス…じゃあ一生見張ってあげるよ」
「もう冗談は結構です…」

相変わらず大袈裟な事を言う雲雀に、ツナはため息をつきながら答えた
一方、雲雀にとっては一代決死のプロポーズだと思っていたが、ツナには全くそうは受けとめられていないという毎度の事に、雲雀は呆れたようにため息をついた

「ねぇ、いい加減誰の物になるか決め…」
「あ、雲雀さん」
「くっ……今度は何」

大事な話をその天然さで中断された事に神経切れそうになったが、ぐっと押さえた

「今日山本がホームラン打ったんですよ」
「へぇ…そう」
「こう勢い良く打って、かっこよかったなぁ…」

恍惚とした表情で山本のいるチームを眺めながら語る
が、違う男の話を喜びながら話されて、落ち着いて話せるほど雲雀も神経太くは無い

「ねぇ」
「………?」
「じゃあ…」
「?」
「…………………はっ」

ツナが雲雀を見上げるといった体勢に、少し誘惑にぐらついたが、なんとか理性で正気に戻した

「じゃあ、僕がホームランとやらを打ったら喜んでくれるのかい?」
「雲雀さんが?そりゃあ、もちろん喜ぶけど…って雲雀さんっ?!

雲雀はツナの言葉を最後まで聞く前に、ベンチを立ち上がりすたすたと歩いて行ってしまった

「ちょっ…どこに…」


雲雀はチームのメンバーと話していた山本の肩を掴んだ

「ねぇ」
「…?あぁ、雲雀か。どうしたんだ?」

久しく珍しい声に驚きながら、笑顔で振り返った

「僕と野球で勝負しなよ」
「ん?なんでだ?」
「ごちゃごちゃ言ってないで僕と勝負しなよ。それとも逃げるのかい?」

挑発的に言い、肩を掴む力を強める
山本はその意気込みのいつもと違った気迫を感じ取った

「あははっ!逃げねーって!んじゃ、まず雲雀はストレッチしてから…」
「そんなのはいいから、早く始めよう」
「そんな急ぐなって、怪我の元だぜ?な?」
「…」

静止を掛ける山本の声を無視し、近くのバットを拾いあげてベースに立った

「…仕方ねーな。雲雀ーっ!怪我しても知らねーからな!」
「…」

山本はため息をつきながらも、渋々マウンドに立つ

その様子を見ていたツナは、やっと意味を理解した

「え?まさかっ…」





next

*あとがき*
とりあえずnextで
あと1200文字で終らせられる勇気は無い。うん
雲雀、アタックがことごとく空振り。そんな話のつもりなんだよ
次回どうしよ…雲雀さんにホームラン打たせるか…空振りか…
でも雲雀さんは山本の次に素早いから打ちそうだしなぁ…
むー…



2009/4/24
堕天使エレナ


次回作予告(担当→雲雀)

やぁ…トップバッターに僕を指名するとは、ここの管理人も良い度胸してるね…後で片付けておかないと


じゃあ、特別に次回予定を書くから、君達ちゃんと読みなよ。しっかり読まないと…分かってるよね

タイトルは「空振り」の予定で、内容は僕が沢田にアタックするために野球勝負をする馬鹿馬鹿しい話
…嫌だよ。僕が野球なんてくだらない事するのは。

それにここの管理人気まぐれだからね。次回予定とか発表しておいて違うの出しそうだよ

まぁ…明日か明後日には出るんじゃないかい?当てにならないけど
どちらにしろ、僕としては風紀を乱さない程度にしておいて欲しいね


次の次回予定担当は…変態ナッポーにしようか
いい加減にあの万年サンバの腐った考えをどうにかして欲しいね

そういえば管理人はこの僕に受けをやらせようと奮闘してるみたいだよ

…まさか君達、僕は受けキャラだとか思ってるの?馬鹿じゃないの
僕はヤられるよりヤル方なんだけど
ここの管理人も君達も、ナッポー並に頭腐ってるね
(そりゃあ腐女子ですから☆)
…今さら管理人登場とか鬱陶しいから、今回はこの辺りで引き上げるよ


(さて、次回作頑張るぞー♪)

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堕天使エレナ
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性別:
女性
職業:
学生
趣味:
絵描き 執筆 読書 ゲーム 寝る 妄想 便せん作り
自己紹介:
うえのイラスト画像はいただきもの。
オンラインでは執筆を
オフラインではイラスト中心に活動中デス
ギャルゲー、音ゲー、RPG系、シュミレーションゲームが好き
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