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ビスケット通信

小説(とたまに絵)を書いてるブログです。 現在更新ジャンルは本館で公開した物の再UP中心。 戦国BASARAやお題など。

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十代目とボム…2


「なぁリボーン…今日いつからいたの?」

獄寺と別れて、家についたツナは、ベッドにねっころがりながら話す
「ずっとだ」
リボーンは武器を手入れしている
「だからいつからだよ…」
「そうだな、山本が合流した辺りからだ」
「んなっ?!ってことは全部見てたんじゃん!」
「ああ。だからずっとだと言ったろ」
口をパクパクするツナを余所に、リボーンは武器を手入れし続けている
「はぁ~…」
「なんだツナ、ため息なんかついて」
平然と喋るリボーンに、ツナの気持ちが分かっているのかいないのか、ツナには全く分からない
「その…獄寺君っていつからオレを……そういう目で見てたんだろなぁ…」
「さぁな」
次の武器を手に取り、弾の残弾や、汚れてないかを確認する
(リボーンは変に思わないのかなぁ……オレに獄寺君が惚れてるってことに…それ以前に男同士だし…)
「世の中色々あるからな」
(こいつ本当に一歳なのか?知識とか考え方とか年寄り並みにだぞ…)
「特別だからな」
「ふーん…って、リボーン!さっきからオレの独り言に答えてるだろ!」
ニカッと笑うリボーンに、げしっ…と、ドロップキックを食らった
「俺は読心術を心得てるって言ったろ」
「いてて…」
「ツナ、もっと表情を変えないようにしろ。でないと考えが読まれるぞ」
さっきのキックが無かったかのように、武器の手入れに戻っていた
「それはリボーンだからであって…」
「獄寺や山本でも分かるくらい、ツナは単純だぞ」
「なっ……」
図星なので言い返せないのが悔しいツナ。
(くっそー…)
「雲雀を見習え」
「は?雲雀さん?」
「あいつは表情をほとんど変えないからな。まぁ俺は例外だが」
確かに雲雀は表情をほとんど変えない
不敵に笑うか、不機嫌そうな表情しか見たことはない
「雲雀でも喜んでたり怒ったとか表情してるんだぞ」
「え…そうだったの?」
リボーンは全ての武器をケースに戻している
(分からないなぁ…リボーンって何が分かって何が分からないのか…)
「なぁリボーン…って寝てるしっ!」
「スピー…」
はぁ…とため息をついた
「あーあ…リボーン寝ちゃったし、オレも寝るか…」
パジャマに着替えながら考える
(明日会ったらどう挨拶すればいいんだろ……うーん…)
その夜は、なかなか寝付けなかった



「おい、起きろ」
パシン
「んー…リボー…いってぇぇっ?!何すんだよリボーン?!」
叩かれた頬が時間差で痛み出す。
じんじんと痛む
「なかなか起きないからだ」
早く準備しろ、と急かされ、急いで着替える
(寝坊かなぁ…)
ふと時計を見る
「ってまだ6時?!いつもより一時間も早いじゃん?!寝かせろよリボー…」
「ツナ、カーテンを開けてみろ」
「は?」
言われた通りカーテンを開ける。澄みきった空が綺麗だった……が
「ごっ獄寺君っ?!なんでこんな朝早く…」
「前から朝早かったが、今日はかなり早いな」
「んなっ?!前から?!」
くしゃみしている獄寺を見て、おろおろと部屋の中をうろうろする
「早く準備しろ」
「あ、ハイッ!」
教科書を鞄につめて、一階に降りた
「あら、ツっ君今日は早いのねぇ」
「いいから早く飯作ってよ~っ」
洗面所に行き、顔を洗い、歯を磨いた
卵を焼くいい香りする
戻ると、すでに朝食の準備が整っていた
(母さんって凄いよなぁ…)
イスに座り、見回す
(静かだな…昔はこんな静かだったんだ…)
いつもの朝食風景を思いだし、くすっと笑った
「はいお味噌汁」
お味噌汁を受け取り、一口飲む
「ママンの味噌汁はいつも美味いな」
「あらリボーンちゃん、ありがとう」

てきぱきと朝食を胃に流し込み、席を立った
「じゃあ母さん、行ってくる」
「いってらっしゃい~気を付けるのよー」

靴を穿き、ドアを開けようとしたら
「ツナ」
いきなりリボーンに呼ばれ、ツナはびくっと振り返った
「なっ何?」
「いつも通りで行け。それと雲雀に気を付ろ」
「は?あ…うん?じゃあ行ってくる」
リボーンの言葉は半分理解し、半分意味不明で家を出た


「おはようございます!十代目!今日は早いですね」
「あ…うん、おはよう」
さっきリボーンに言われた事を思い出して、出来るだけいつも通りにする
(は…恥ずかしくて獄寺君の顔が見れない)
思わずはや歩きをしてしまうツナに、クックッと笑う獄寺
「何笑ってんだよっ」
獄寺が笑ってるのに気付き、後ろを振り返った
「いや…十代目が余りに緊張した顔してるもんでっ…ぷっ…」
「え…」
昨晩リボーンに言われた言葉を思い出して、かぐっとへこんだ
「じゅっ十代目っ?どうしたんですかっ?」
心配して、ツナの顔を覗きこむ。
「なんでもないよっ」
(そんなにオレって分かりやすいのかなぁ…)
むーっと唸るツナを、不思議そうに見た
「十代目」
「わぁっ?!な…何?」
呼び掛けられて飛び退いた
「寝癖ついてます」
「え…あー…気づかなかった」
(さっき洗面所で確認したはずなんだけどなぁ…後ろとか変になってたのかな?リボーンとか母さん教えてくれてもよかったのにっ)
悶々と考えるツナの頭を、わしわしと掻き乱し、丁寧にセットする
「十代目、直りましたよ」
「あ…ありがとう…獄寺君…」
(本当は髪を触りたかっただけなんすけどね…十代目には秘密です)


「手を、繋ぎませんか?」
「ばっばかっ!恥ずかしいから嫌だよっ」
耳まで真っ赤にして、目線を泳がせる
(十代目って本当に分かりやすいですよね…)
ふっと笑い、黙ってツナの手を取る
「ごっ獄寺君っ!」
「大丈夫ですよ!こんな朝早くに道歩いてるやつなんていな…」

「はよっ!獄寺、ツナ!」
ばっ と、お互い慌て手を離した
「……」
「はははっ!少しは周りを気にしろよー?じゃ!」
二人共真っ赤になりつつ、走っていく山本を見送った
「すみません…十代目」
「べっ別に獄寺君が謝ることないよっ」
学校につくまで、二人は終始無言だった



学校の正門を通ると…
「君ら、群れてるのは鬱陶しいよ?」
「雲雀恭弥っ!」
「雲雀さんっ!?」
二人はかなり驚いた
群れ、というのは3以上の個体の集まりをいう
が、雲雀は二人を見て確かに言った
「十代目に手出しはさせませんからっ!!」
「獄寺君…」
両手を広げて、ツナを守る
ツナも、ぎゅっと身を固くする
「クククッ…獲物を奪うのは簡単だってこと、忘れない方がいいよ」
不敵な笑みを浮かべて、雲雀は去って行った
「はぁ…」
雲雀が去ったのを確認し、ツナは肩の力を抜いた
「獄寺君、さっきの言葉…どういう意味なのかな…」
「くそっ…雲雀なんかに奪われてたまるものかっ…」
雲雀の宣戦布告に、拳を震わせ、凄い形相で雲雀の去った方向を睨んでいる
「獄寺…君?」
不安げに見つめる視線にはっとして、大丈夫です!と、笑って見せた




「雲雀まで参戦か…」
静かに見守る人物がいたことに、誰も気づかなかった




##あとがき##
なんだか大変な事になってきました…
ということで急遽【十代目とボム】は連載になります…かな?
基本的にそれぞれ一話完結のつもりで、話はちょっと繋がってる感じで

…雲雀さん、鷹のようにツナ狙ってます。
というか…雲雀のキャラがちょっと変かも…
気にしないで下さい…
雲雀理解不足だ…
というかうちの山本は影薄いねー…
まぁ山本をあまり理解してないってのもあるんだけどね
雲雀に続いて山本理解不足
あはは…

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十代目とボム


以外、リボーンの獄寺×ツナの小説
BL・ボーイズラブ・同性愛…の小説です
ぬるい15歳以上対象くらい?ですが、ボーイズラブに免疫の無い方や、獄寺×ツナが苦手な方はご遠慮下さいっ







「十代目ってよく見ると可愛いッスよね~」
「あははっ!確かにツナって可愛いかもなっ!」
「はぁっ?!なっ何言ってんの二人共っ?!」




【十代目とボム】
「あーあ…今日も体育でヘマやっちゃったよ…」
だらーんと項垂れている少年は、沢田綱吉。
焦げ茶色のツンツン頭をしていて、顔はいまいち、運動神経ゼロ、勉強出来ない、何をやってもダメダメな、通称「ダメツナ」
「十代目っ!気にすること無いッスよ!」
隣で一緒に下校しているのは獄寺隼人。銀色の髪に目つきの悪い目。おまけにゴツいアクセサリー。不良っぽいが勉強や運動はかなり出来る。武器はボム(爆弾)
「はぁ~あ…」
獄寺の気遣いの言葉も耳に入れず、とぼとぼと歩くツナ
「十代目~…元気だして下さいよー」
おろおろとする獄寺を見て、ツナはさらに項垂れた
「何の取り柄も無いオレの気持ちなんて獄寺君にはわからないよ…」
「十代目…」
今は学校帰り。いつも通り獄寺とツナは、一緒に帰っていた
「おーい!獄寺~ツナ~!」
獄寺とツナは、後ろを振り返った
「よっ!」
「あぁ山本か。どうしたの?たしか今日は少し居残り練習するんじゃなかったっけ…?」
「ん?ああ、やっぱりツナ達と一緒に帰りたいじゃん?」
山本は、獄寺とツナに並んで歩く
ぐるるるる…
「腹減った…あ、十代目!そこのコンビニでパン買いませんか?」
近くにあったコンビニに向かって指を指す
「えっ…オレはいいよ、獄寺君だけ行ってくれば?」
「そうですか…じゃあ十代目の分まで買ってくるッス!」
ダッシュでコンビニに入っていく獄寺
「えぇっ?ちょっ…獄寺君!?」
慌て追いかけようとするツナを、山本は止めた
「まぁいいじゃないか、ツナ!」
「はぁ…」


5分ほどして、獄寺がコンビニから出てきた
「十代目!どうぞ!」
獄寺は、ツナに向かってあんパンを差し出す
「あ…ありがとう獄寺君…あんパンだ」
戸惑いながらも受け取った
「獄寺!俺の分は?」
「あるわけねーだろっ」
「え…じゃあオレのあんパン半分あげるよ。はい、山本!」
「お、サンキューな!ツナ!」
あんパンの包装を開けて、半分個にして、山本に渡す
その様子を見て、獄寺はコンビニの袋を漁り、クリームパンを取り出す
「十代目!クリームパン半分と、あんパン4分の1と交換してください!」
「獄寺君、それはなんかオレの方が徳してる気がするんだけど…」
「お願いしますっ!」
ちょっとムッとした表情で言う獄寺に、ツナはため息をつく
「うーん…分かった。獄寺君が買ってくれたんだし、文句は言わないよ」
あんパンをもう半分に割って、獄寺のクリームパン半分と交換した
「ありがとうございますっ!十代目!」
「いや、お礼言うのオレの方なんだけど…」
「獄寺!俺とも交換するか?」
「しねーよっ!半分で十分だっ!」

歩きながらパンをかじる
「十代目ってよくみると可愛いッスよね~」
「あははっ!確かにツナって可愛いかもなっ!」
「は…はぁっ?!なっ何言ってんの二人共っ?!」
ツナは驚きの余りパンを落としそうになった
「すみませんっ!いえ…パンをかじってるとこがハムスターみたいで可愛かったもので…思わず口に出してしまいましたっ」
頭少し下げて謝る獄寺
「うんうん!リスとかにも似てるよなっ!」
「ふっ…二人共ーっ!」
顔を真っ赤にして起こるツナ
すると獄寺は、ふと思い付いた
「十代目の取り柄は可愛いとこですっ!」
グッと親指を立てて語る獄寺
「そんな取り柄はいらないよっ!」
「ま、いいじゃんかツナ!可愛いヤツってなかなかいないぞ!」
「それ褒めてないしっ!」
「あ、今日は早く帰んないといけないんだった。じゃあな!ツナ!獄寺!」
逃げるように、ぱたぱたと山本は走って行った
「早く帰んないといけないのになんで居残り練習してたのかなぁ…?なんでだろ…」
「練習してる時に早く帰んないといけないのを思い出したんじゃないんスか?」
獄寺の表情は少し嬉しそうに見えた
「…そうかもね」


獄寺と別れる道に着いた時に、獄寺が言った
「…十代目…さっきの嘘じゃないッスから」
「え?何が?」
驚いて獄寺を見ると、真剣な目でツナを見据えていた
「十代目、凄く可愛いくて、可愛いくて…」
何かを躊躇う用に、少し目を外す
「ご…獄寺…君?」
夕陽に、獄寺の銀髪がキラキラと輝いていて、とても綺麗だった
「十代目!」
「はっはいっ?!」
いきなり名前を呼ばれ、驚いてツナは声が上ずる
獄寺は、一歩、また一歩と、ツナに近づく。ツナの肩に手をかけ――………
「………?」
獄寺が、訝しげにあたりをキョロキョロと見回した
「どうしたの?獄寺君?」
「いや…誰か居た気がして…気のせいッスね…」
「…?」
ツナもあたりを見回したが、誰か居る気配はしなかった
「十代目、ちょっと寄り道しませんか?」
「え?あぁ…別にいいよ」


しばらくして獄寺とツナは、噴水のある近所の公園に着いた
「わーっ懐かしいなぁ!昔よくここで遊んだっけ…」
そういえばジャングルジムから落ちたなーとか呟きながら、ツナは公園を歩き回った
獄寺も、にこやかにツナの話に耳を傾くながら、一緒にあるいた


しばらく公園を歩いた後、ベンチに腰掛けた
「十代目」
獄寺は、ついさっきまでしていたようなにこやかな顔ではなく、意を決したような、真剣な顔だった
「何?」
ツナは、首を傾げて、少し上目遣いに見る
「いつまでも十代目についていきますから!」
「そっか…あ…ありがとう…」
照れくさそうに、苦笑いする
「何があっても…例え十代目が、ボンゴレファミリーの十代目じゃなくなっても…ずっと十代目を支えますから」
「…獄寺くん?」
獄寺がいつもと違い、真面目に話してるのを分かり、ツナは少し身構える
「十代目の右腕としてでなく…沢田綱の隣に一生居たいんです」
「う……ん?」
ツナは、何故自分がどきっとしたのか、まだ分からない
「だから……だから…」
獄寺は俯いて、表情はよく見えない
ツナは獄寺が何を言いたいのかよくわからなかった
親友なら、一生隣にいるのが当たり前…それなのに、獄寺は何を言いたいのか
ツナは、獄寺が喋るまでずっと考えた
「十代目」
「…何?」
最初と同じ会話をする
「俺、十代目が好きですから」
心を込めて、ゆっくりと言った
「僕も好きだよ?」
平然と答えるツナ。
「違うんですっ!…友情とかそういうんじゃなくてっ…」
「え?獄…寺君?」
意味が分かっていないツナに、獄寺はイラつく
「…十代目っ!」
「えっ?うわぁっ!?ぐっ!………ったぁ……何すんだよ獄寺君っ!!」
獄寺は、ツナをベンチに押し倒し、手首を押さえる
背中の痛さで顔を歪めるが、すぐにキッと獄寺を睨む
「なんだよ獄寺君っ!離してよっ!痛いってばっ…」
じたばたともがくが、獄寺はどいても離してもくれなかった
「好き…だったんでよ…ずっと前から…」
少し力を緩めて、ぽつりぽつりと話す
「え?獄寺君…?」

「きっと自分は、ただ憧れてるだけだって、自分にずっと言い聞かせてきたんです…
でも、十代目が山本とか、他の女と話してるとこを見てると…辛くって…苦しくなって…」
「………」
ツナは抵抗をするのも忘れ、ただ静かに、獄寺の聞く
「さっきも、山本が十代目にあんパン分けて貰ってるの、見てて悔しかったんです…それでっ…」
「あ…それで…交換して欲しいって言ったんだ…」
あたりは、夕闇に包まれてきていて、少し寒い
「十代目…俺っ!…十代目が好きですっ!友人としてじゃなく……」
そっと、やさしくツナに覆い被さる
ツナは、とても温かくて、心地よかった
「十代目を…愛し…て…」
ツナは、おもいっきり獄寺を抱き締めた
「獄寺君、ありがとう」
「十代目…」
体を離し、ベンチに座り直して、獄寺とツナは目を合わせる
「えっと、オレはまだ…獄寺君の期待に答えられる気持ちかは分からないけれどさ…ちょっと友情から出たくらいだけど…ね
オレも、好きだよ…」
頬を紅に染めて、照れくさそうに、はにかみながら告白した
「…十代目っ!」
「うわっ」

嬉しさのあまりに、ぎゅっとツナを抱き締めた
「ご…獄寺君っ!あの…その、恥ずかしいよ~っ…」
あたふたとしながらも、ツナもゆっくりと獄寺の背中に手を回す
しばらくして、少し体を離し、お互いすぐ近くで見つめあう
「ツ…ナさん……」
ツナは、初めて名前で呼ばれて、凄く嬉しくて、嬉しさが心に染み渡るような感覚がした
そっと…お互いの顔が近づく
「これからも、よろしくね…獄寺く…ん」

最後の言葉を言い切る時、唇が重なるった
何秒だろうか。長い間重ねあっている
どちらからともなく離れて、ふっと笑う
「うわぁー…オレファーストキスだよ…」
照れくさそうな、微妙なような笑みを浮かべた
「あ…すみません、十代目」
お互い微妙な苦笑いをする
「あはは…全くだよ。初めてが男とだなんて…思ってもみなかったなぁ……ねぇ、獄寺君」
そっと、耳元で囁く
「なんすか十代目…」
「さっきみたいに名前で呼んでほしいな…二人の…時…は…」
言った自負が恥ずかしくなり、声が小さくなる
「…はい、わかりました。十代目…いえ、ツナさん」
また一度、重ねあった。今度は先程より深く、優しく
「ん…はっ…」

「おい。獄寺、タイムオーバーだ」
「え?!」「なっ?!」
「獄寺!よかったな!」
意外な声が聞こえ、二人は慌てて離れた
「ちょっ…山本っ?!それにリボーンまでなんでここにっ…」
「てめーら…ずっと見張ってたのか…」
獄寺の手がわなわなと震える
「ばっちり見てたぞ!」
にこっと微笑む山本
「ツナ、これも人生経験だと思え」
ニカッと笑うリボーン
「え?えっ?何っ?!リボーンと…山本見てた…っていつから……えええぇぇぇぇーーーっっ?!そんなぁっ!」

「獄寺、ツナをしっかり支えろよ」
「わかってますよリボーンさん。それくらい覚悟の上ですから!」

「うわああぁぁぁっ!」
二人の恋愛は、波乱万丈にスタートする…








##あとがき##
友人にダメ出しされツナのセリフをちょっと加筆修正…
沢田綱→沢田綱吉
獄寺くん→獄寺君
山本くん→山本
僕→オレ

笹…ダメ出し有難うな
(><。)。。

もうなんか獄寺が可哀想な感じ
疎いというか鈍いツナとこの先進展はあるのか…
続きは書くか未定ですね。…やっぱり書くかも
とりあえず…その先は妄想におまかせしますvv
Webでなく同人誌で続き書くかもですが

いつか雲雀×ツナを書きたいなぁ…
やっぱりツナは受けオンリーだよね~
あと、雲雀×獄寺とか…

思いと気持ちは不安定

「あははははっ!やめろよ山本~!あはは…ひっ…」
山本にくすぐられて笑ってるツナを見たら、なんかイライラした
…なんだ?二人共こっちを見て驚いている…
「んー?獄寺どうした?そんな怖い顔して」
「…あ?」
いつのまにそんな怖い顔してたのか…
「獄寺君…?大丈夫?」
不安そうに覗きこんできた十代目に驚いて、顔を背けた
「大丈夫です。十代目!ちょっと外に行きましょう」
「はっ?何いきなり…」
混乱してる十代目の腕を掴み、山本の呼びかけを無視して引きずるように教室を出た

「ちょ…痛いって獄寺君!」
「あ…すいません」
慌てて腕を離してやる
…ちょっと腕が赤い
「獄寺君どうしたんだよ?山本置いてきちゃったし」
なっ…山本山本って…そんなに山本が大事なのかよ…
「で、何?なんか用があったんじゃないの?」
「…別に用はないッス…」
「はぁ?何も用ないのになんで連れ出したのさ?」
山本にくすぐられてる十代目をみて、ムカついたからとは言えない
「忘れてください十代目!さ、教室に戻りましょう!」
「変な獄寺君…」


まだ気づきたくはない
気づいたら、壊れそうで…
自分に言い聞かせる
好き
ではなく
憧れだと
ごまかした

プロフィール

プロフィールついでに「小説書きに100の質問」に答えちゃいます



【1.まえがき(あなたの意欲をどうぞ)】
プロフィール100個頑張ります…

【2.あなたのペンネームを教えて下さい】
堕天使エレナです

【3.小説の中の人物として堕天使エレナを描写してください(自己紹介)】
堕天使エレナはオタクであり腐女子。絵描きなのか小説書きなのかはっきりしない人物。腹筋が弱くてすぐしゃっくりが出る
○型だけど母からはB型っぽいって言われる
天然でマイペースでめんどくさがり屋で趣味が多彩だけどのめり込むととことんやるタイプ
兄貴と漫才をやると何故かいつもツッコミ役になるが、滑舌が悪いので言葉噛んだ時につっこまれたりする

【4.あなたの職業は?】
不登校中学生

【5.あなたのバイト遍歴を教えて下さい(あれば)】
まだ無し

【6.小説書き歴は】
2009年1月現在本格的にはまだ3ヶ月
昔は完結する前に挫折してたのでなかなかスタートしなかった

【7.小説書き以外の趣味を教えて下さい】
絵描き、アニメ観賞、漫画読む、ゲーム、読書、寝る

【8.好きな小説のジャンルは】
ローファンタジー(現実に近いファンタジー。いきなり魔法使いが現れたとか)かなぁ
BL、百合も好き

【9.好きな作家は】
漫画家…種村有菜、おおばやしみゆき、さくらあしか、畑 健二郎、高木信孝、谷村まりか、水野透子、珠月まや、なもり、タカハシマコ
他多数
小説家…布施はるか、村上早紀、沖田和彦
原画家…いとうのいぢ、上池茜、べっかんこう、たにはらなつき、片桐雛太、Karen、みつみ美里、カワタヒサシ、なかむらたけし、甘露樹
他多数

【10.尊敬する作家は】
上のすべて

【11.好きな小説は】
涼宮ハルヒの憂鬱
灼眼のシャナ
かのこん
ネクラ少女は黒魔法で恋をする
ハリーポッター

【12.好きな映画は】
ハリーポッター
バイオハザード(ゲームは苦手)

【13.好きな漫画・アニメは】
ハヤテのごとく!
灼眼のシャナ
リボーン
満月をさがして
東京ミュウミュウ
君が主で執事が俺で
少女セレクト
ポケットモンスター
愛俺(愛を歌うより俺に溺れろ)
そんな声だしちゃイヤ!
ひみつのケモノたち
エレとタカラ
他多数

【14.好きなドラマは】
花より男子
のだめカンタービレ
鬼嫁
ヤングスーパーマン
ボーンズ
CSIマイアミ
CSI科学捜査班

【15.良く聞く音楽は】
夏祭り
残酷な天使のテーゼ

【16.心に残る名台詞と、その出典は?】
とくに無い

【17.月に何冊くらい本を読む?】
小説は5冊くらいに雑誌2~3冊
金銭的にゆとりがあれば小説20冊くらい漫画は50冊くらい読みたい
…って暇人だな!

【18.小説以外ではどういう本をよく読みますか】
漫画を

【19.読書速度は速い方ですか遅いですか】
遅いですね

【20.あなたは自分を活字中毒だと思いますか】
思います
1日見ないと落ち着きません…

【21.執筆に使用しているソフトは】
携帯で。完成したらパソコンに送ります

【22.初めて書いた小説のタイトル・内容】
覚えてないかも…

【23.小説のタイトルはどうやってつけていますか】
こんな話作りたいなーと思った時思いついた物を適当に

【24.あなたが書く小説のジャンルは】
恋愛物。冒険物は書いてみたいけど書けない

【25.一人称と三人称、どちらで書くことが多いですか】
同じくらい

【26.短編と長編、どちらが多いですか】
短編かなぁ?まだわからない

【27.どのくらいのペースで小説を書いていますか】
どうかな…よくわからないかも

【28.ストーリーと登場人物、どちらを先に決めるか】
ストーリーかな。人物は書きながら考える

【29.ストーリーはどういう時に思いつきますか】
美麗イラスト見た時

【30.ストーリーはどの程度決めてから書き出しますか】
一応最後まで考えるけど、途中で変わること多し

【31.人物の名前はどのように決めますか】
ストーリーに合う名前を選びますが、好きな名前が多しです。

【32.資料をどのくらい集めてから書き出しますか】
書いてから調べる事がほとんど

【33.小説を書くときにあなたが気をつけていることは】
セリフだらけにしないようにする、説明をきちんとする
出来てないね…

【34.小説を書く能力は、どのように磨きますか】
小説や漫画、ドラマやアニメを見る

【35.ネタが無いときはどうしますか】
上と同じ

【36.あなたが小説を書く上で影響を受けたものはありますか】
なんでも影響受けます

【37.他の人の書いた小説を読むとき、ついつい注目してしまうのはどういうとこですか】
物や服や状況の説明


【38.これから書きたいテーマは】
無い。その時書きたい物を書く

【39.感想はどのように得ていますか】
友人に

【批評されても良いですか】
辛すぎる批評はいやですが、微辛なら大丈夫です
むしろ歓迎

【40.あなたの未来想像図、22世紀の世界はどうなっていると思いますか】
考えたらキリがない

【42.ますます発展する科学。人間のクローンについてあなたの考えは】
クローンは、細胞に負担がかかるから駄目だよ

【43.超能力やUFOは信じますか】
いたり見たりしても不思議じゃないです

【44.世界の終末はどのように訪れると思いますか】
隕石が落ちてきて地球崩壊。これ今日明日あっても可笑しくないことですから(真面目ですよ)

【45.世界平和は実現すると思いますか】
無理だと思う
日本国内ですら無理なんだから

【46.最近の凶悪犯罪についてどう思いますか】
殺害とか犯行の動機がくだらないと思う
ちゃんと動機あればって問題じゃないんだけどね

【47.政治家に物申す!】
1ヶ月50万で暮らして
他は寄付しやがれっ

【48.宗教についてどう思いますか】
ありだと思います
信仰は生きていくための力って人もいますし

【49.1日は24時間ですが、ほんとは何時間くらい欲しいですか?】
26時間

【50.現代に生まれてきて満足ですか。現代以外ならいつ頃生まれたかった?(過去・未来どちらでも)】
現代に生まれて満足っちゃ満足だけど…もう1年後に生まれたかったです

【51.「ファンタジー」とは?】
非現実だと思う

【52.何処かに引越しをするとしたら何処へ引っ越しますか】
秋葉原に引っ越したい
でも騒がしくて空気悪いのは嫌だしなぁ

【53.旅は好きですか。何処へ行きたいですか】
色々見れてワクワクするけど
準備と疲れるのが苦手です…

【54.登場人物の死についてあなたの所見を】
切ないとか感動はOKですが
誰も死なないのが一番です

【55.メールや掲示板の書き込みなどで「顔文字」や「(笑)(爆)(死)」の類は使いますか】
少し使う

【昨今の日本語の乱れについてどう思いますか】
時代と共に言葉も変わりますが…ギャル語とかはカッコ悪いよ

【57.社会に不満を感じることはありますか?どういう時ですか】
不満有りまくりです!ニュース見た時とか特に!

【58.小さい頃、将来何になろうと思っていましたか】
お花屋さん

【59.あなたの人生設計を教えてください】
バイト先で出会った人と結婚して
家庭に入り趣味に没頭したい

【60.外はどんな天気ですか。風景も含めて少し描写してください】
雲が一面に広がり、ひんやりと風が冷たい
二階から見る景色は、閑静な住宅に少々の畑…人影は無い
時が止まっているようだ…
な感じ

【61.読書感想文は得意でしたか】
苦手でした
表現力がなくて
今も無いけど

【62.国語は好きですか?好きだった科目を教えてください】
お話読んだり、考えたりするのは好きだったけど
漢字と発表が嫌いだったな
社会とか同じ
歴史は大好きだけど漢字が難しい…とか
好きな科目は、体育家庭科国語音楽以外結構

【63.学校は好きですか】
誰もいない学校と、小学校は好き

【64.運動は得意ですか】
大嫌い

【65.鉛筆の持ち方、正しく持ってますか】
かなり短く持ってる

【66.実生活で「あぁ自分は小説書きだな……」と実感することはありますか?どういう時ですか】
ゲームをやってて、このキャラクターとあのキャラクターが絡んだら…とか勝手にお話紡ぎ出す時かな
ってただの妄想じゃない

【67.新聞はどこまでちゃんと読んでますか】
気になったとこだけ
科学とか経済とか読むかな

【68.購読している雑誌は】
電撃G'sマガジン
百合姫S
百合姫

【69.本は本屋で買いますか?古本屋?図書館派?】
雑誌やイラスト集は本屋さん
単行本とかは古本屋

【70.詩・短歌・絵など、小説以外で創作をしていますか】
絵を

【71.恋人はいますか】
いないね

【72.何をしている時が一番楽しいですか】
新しい物を作る時と妄想してる時

【73.あなたの人生の支えはなんですか】
美麗イラスト
小説

【74.懸賞小説に応募したことはありますか?その結果は?】
ない

【75.日記は書いてますか】
ブログで

【76.今まで一番衝撃的だったことは】
初めて萌エロ雑誌を見た時かな

【77.睡眠時間は何時間くらいですか】
普通12時間たまに9時間

【78.夜、眠りにつく前に何を考えますか】
色んなストーリー考える

【79.長時間電車に乗る時、車内で何をしますか】
小説を読んでます

【80.ネタになりそうな実体験を教えて下さい】
ないね…

【81.どうして小説を書くのですか】
考えたストーリーを忘れないように

【82.小説を書いてて嬉しい・楽しいときはどんな時ですか】
主人公が襲われそうな場面とか
プチ喧嘩場面とか

【83.小説を書くうえで苦労することはなんですか】
続きのストーリーが思いつかない時
あと言い回しとか説明

【84.小説を書く時の状況は?(場所・時間・BGM等)】
布団に寝っころがって
時間フリー

【85.周りの友人や家族などは、あなたが小説書きであることを知っていますか】
あまり知らないかも

【86.あなたの周りに小説書きはいますか?何人くらい?】
今のところいない

【87.スランプに陥ったことはありますか?どう乗り切りましたか?】
よくある
ある時書かきたくなる

【88.長時間パソコンと向き合っていると目が疲れませんか?対策はしていますか?】
疲れません…
楽しくて

【89.最近難解な漢字を使用する作家が多いようですが、あなたはどうですか?】
高校生がわかるくらいにしてる

【90.こういう小説は許せない!】
状況説明が曖昧

【91.自分の小説に満足していますか】
全然…

【92.他の人のオンライン小説、どれくらい読みますか】
1日3本以上

【93.同人誌に参加したことはありますか】
まだない
参加してみたい

【94.将来的にプロ作家になりたいですか】
小説家は無理だよっ
原画家にはなりたい

【95.それはどうしてですか】
小説は趣味だけの気持ちだから
絵は本気な趣味

【96.あなたの自作小説を一つだけ薦めてください】
「クライスに惚れ薬を…」

【97.構想中のネタをこっそり披露してください(言える範囲で)】
学園BL小説を書きたいねー
可愛い年下受け、眼鏡美少年俺様攻めで

【98.いつまで小説を書き続けますか】
字が打てる限りずっと

【99.読者に一言】
だらだら進んだりいきなり進んだりしますが、どうか生暖かい目で見守って下さい…

【100.あとがき】
1万字近くのプロフィールを読んでくださり有り難う御座いましたっ!





配布元URL:http:www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8814/

クライスに惚れ薬を…3


「え…ええと…どうしよう…」

あたふたおろおろするマリー

「やっぱりマルローネさんは変です…さ、横になりましょう」

「だ…大丈夫だからっ!クライスこっちこないでっ!」

クライスが一歩近づくと同時に、マリーも一歩下がる

「マルローネさんが大丈夫と言っている時は大丈夫じゃない時……往生際が悪いですよ」

とん…

「ひぇぇ…!大丈夫…じゃないけど…大丈夫っ」

後ろは壁
横に逃げても斜めに詰めよってくるだろう
逃げる場所無し
絶体絶命(?)のマリー

「さぁ、捕まえました♪」

「くっクライス!離しなさいよっ!ひゃっ?!」

必死の抵抗を試みたものの、クライスの素早さと、爆弾を持ってないマリーは普通のか弱い少女…男女差の力の違いに負け、簡単に持ち上げられた

「降ろしなさいよぅっ!」

自分の顔が恥ずかしさで真っ赤になっているのが分かり、さらにじたばたする

マリーを寝室に運び、ベッドに寝かした

「おとなしく寝てないと駄目ですよ?でないと強制的におとなしくさせますからね♪」

「なっ…言われなくてもおとなしくしてるわよっ!ばかっ」

ぼふっと布団に潜った
真っ赤な顔と、落ち着かない心臓の音を隠すように

「マルローネさん、何か欲しい物はありますか?」

「……お酒」
「お酒は元気になってからにしてください。他に何かありますか?依頼が溜まって…」
「それだわっ!クライス~依頼の残りをお願い!」

がばっと起き上がり、クライスにウインクしてお願いする

(やったね☆溜まってる依頼が解消されるよ~♪)

「依頼一覧はコルクボードに貼ってあるから。よろしくねっ!」

「…わかりました。マルローネさんの為なら、出来る限り何でもしますからね。何かあったら呼んで下さい」

いやっほーう☆と叫びそうになるのをぐっと我慢して、布団をかぶった

「うふふ…クライスがあたしの下僕にでもなったような感じね…」

布団に顔を埋めて笑うマリー

それからも、買い物や料理、掃除洗濯までクライスにやらせていた


惚れ薬の効き目が切れるまで、天国気分でいるマリーであった……





☆終わり☆



##あとがき##
うーん…無理矢理すぎたかなぁ…
全年齢指定だと難しいなぁー
きっとマルローネ一直線なクライスは
「マルローネさんの為なら何でもしますよ。その変わりにあなた自信でお返ししてもらいますから♪」
なーんて思ってたりvvきゃー(殴)

うーん…
薬の切れた後のクライスは魔王より恐ろしいかもねー
そのお話は書く…かも?

とにかく
最後まで読んでくれて有り難う御座いました~
(*^_^*)

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プロフィール

HN:
堕天使エレナ
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性別:
女性
職業:
学生
趣味:
絵描き 執筆 読書 ゲーム 寝る 妄想 便せん作り
自己紹介:
うえのイラスト画像はいただきもの。
オンラインでは執筆を
オフラインではイラスト中心に活動中デス
ギャルゲー、音ゲー、RPG系、シュミレーションゲームが好き
格ゲーやアクションは苦手

感想・お問い合わせは下記マデ(☆を@に変えてねっ)
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