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ビスケット通信

小説(とたまに絵)を書いてるブログです。 現在更新ジャンルは本館で公開した物の再UP中心。 戦国BASARAやお題など。

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ハンティング03

※綱吉視点に変わります




パタン…
ドアを閉めると、オレは床にへたりこんだ
「……はぁ…」
ほっと安堵のため息
何?コレ?心臓ばくばくだし、めちゃくちゃ顔が熱い…というか全身熱いんだけど……床が冷たくて気持ちいい
…オレ、雲雀さんに…
…って、授業行かないと
床に手をついて立ち上がった
相変わらず廊下は静かで、オレの走る足音が良く響いた

教室に滑り込むと、まだ授業は始まっておらず、慌てて自分の席に座った
「ふぅ…」
良かったー
遅刻は免れた…
「大丈夫っすか、十代目」
斜め右後ろの獄寺君から声をかけられ、どきっとした
「う、うん。大丈夫だったよ」
ドギマギしながらも、笑顔で答えた
獄寺君は「そうっすか。なら良かったです」と言って、他愛のない話をした
―――ガラガラ
「静かにしろー授業を始めるぞー」
数学の教師が入って来たので、退屈な授業が始まった
「――となる訳で、ここでb点から…」
黒板に書かれた事をノートに移す
だが…頭に全然授業の内容は入らない
応接室で言われた、雲雀さんの言葉が頭から離れない
『僕は綱吉が好きだから、綱吉が嫌な事はもうしない』
それってどういうことなのかなぁ…
友達として気に入ってるから好き?雲雀さんの友達っていうと気が引けるけどさ…いざっていう時助かるよな
恋愛…は無いよね、うん。オレ男だし。絶対にそれはな…くないかも…
実際獄寺君に好きだって言われてるわけだしさ
つーか何?なんでオレ男にモテるんだよ…
「め……代目…十代目っ!」
「…えっ?何?」
呼ばれた方に顔を向けると、獄寺君がオレを見下ろしていた
「次移動授業っすよ」
「あ…うん。そうだったね」
辺りを見回すと、皆教室を出ていく
いつの間にか4時限目が終わっていた
5時限目は確か…何だっけ?
「あー獄寺君、次って何の授業だっけ?」
「えーっと…家庭科でけど」
家庭科の教科書を見せながら教えてく…ってヤバーいっ!
「家庭科の教科書忘れたーっっ!」
ぁあ゛ー…先生に怒られる…家庭科の先生怖いんだよなぁー…
「十代目!俺が貸しますよ!」
「それじゃあ獄寺君が怒られるじゃないか…」
「十代目の為ならハバアの説教なんて痒くも痛くもないっすよ!」
でもあの先生の説教長いんだよねー…自分以外が怒られてれば授業短くなるから嬉しいけど
獄寺君が怒られるのは見たくないし…
「いやそれでもさぁ、ただでさえ獄寺君あの先生に問題児として目をつけられてんだからさー」
「なら俺の貸してやろっか?」
ぽんっと肩に手をかけて話しかけて来たのは…やっぱり山本だった
「山本までいいよー」
「いいからいいから!俺なら説教直ぐ終わるし、なっ?」
いやそんな教科書を押し付けて言われても…
「十代目、行きましょう!」
「えっ?あ、ちょっと!」
まだオレ借りるって山本に言ってないしーっ!


…結局山本に教科書を借りて授業を受ける事になった
説教は山本の言った通り直ぐに終わった
理由は、山本の爽やかスマイルに先生が負けたらしい……山本ってもしかしてズル賢いかも?
あはは…そんな訳ないよなぁ

無事1日の授業が終わり、ホームルームになった
ホームルームでは、先生の昔話やらなんやらつまらない話を聞かされる為、殆んど右から左に話は抜ける
ホームルームが終われば放課後。部活に入ってないオレは、いつもならそのまま真っ直ぐ帰る
けど今日は…
『僕に少しでもチャンスがあるなら、放課後にまた来てよ』
そう、今日は応接室に行かなければならない
でも「チャンス」って何?
あれ…さっきもこんな疑問あったような…

…―――あ

僕は君が好きだから
僕に少しでもチャンスがあるなら、放課後にまた来てよ

そう言葉が繋がるなら…意味も分かる
つまりチャンスっていうのは…まだ恋人になれる可能性があるならって事…だよね


「きりーつ!礼、さようならー」
とうとうホームルームが終わってしまった
なんだか…死へのカウントダウンをしてるような感じ…なんか緊張するよー…
「十代目~帰りましょう!」
「…あー…ゴメン、今日は寄ってくとこがあるからさ。獄寺君先に帰っててよ?」
ニコッっと笑って返すと、獄寺君の行動が一時停止した。直ぐに動きだしたけどね
「………あ、じゃあ俺も一緒に」
「先に帰ってて…ね?」
必殺、上目遣いにお願い
「……あ……はい、分かりました…」
予想通り、獄寺君の頬が赤く染まり、ぽーっとしている
やってるほうも恥ずかしいんだけどね…ここは我慢だよな、うん
「ありがとう!じゃあまた明日!」
鞄を持って、教室を飛び出した
後ろを振り返っても、獄寺君は追いかけてこない
はぁ…良かった…
って…なんで獄寺君撒いてきちゃったんだろ…
別に獄寺君連れて行っても良かったのになぁ…っていうかその方が安全だったかも
でも今さら一緒に応接室行こうだなんて言えないよね…
あ、靴持ってかないと
靴があったら獄寺君とか山本怪しむだろうし
オレは勢い良く一階を駆け降りて下駄箱に向かった

「……あれ?」
オレの靴がない?
とたんに嫌な予感が頭を過る
いやいや…んなバカな
「なんか…雲雀さんならやりそうだし…」

オレを帰さない為に靴を隠す…とかさ

そうだよ、早く応接室に行かないと!
オレは慌てて降りてきた階段を駆け上がる
廊下を走り抜けて、応接室のドアの前に立つ
「はー…すーはー…すーはー…」
何回か深呼吸をし、ドアをノックした

―――コンコン
「沢田つ…うわっ?!」
ノックをして名前を言い切らないうちに、ドアが開いた

「遅いよ」
地獄の門を開いたような気分…そして、閻魔大王に会ったような恐ろしさ
「すっすみません…」
「早く入りなよ」
「はっはい!」
じ…地獄より恐ろしい時間になりそう…






**あとがき**
なんつーか…ゲームやってるみたいな感じ
獄寺ルートから雲雀ルートに入るみたいな(バカ)
っていうかやっぱりうちのごっきゅんはヘタレだなー(あはは~)きっと気がついたらツナがいなくておろおろ…靴もないからやっぱり帰ったのか……がーん…みたいな
山本は相変わらず好きビーム送ってるってことで(笑)今編も山本は報われず…山本ファイトだ!いつか山ツナ書くからな!多分…いつか…(汗)
そういえば…今回雲雀出なかった!!回想のとこだけだ…まぁ次回は甘い雲ツナですから(多分)

じゃあ今回もここまで読んでくれてサンキューね!4話もよろしくさ~

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堕天使エレナ
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女性
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学生
趣味:
絵描き 執筆 読書 ゲーム 寝る 妄想 便せん作り
自己紹介:
うえのイラスト画像はいただきもの。
オンラインでは執筆を
オフラインではイラスト中心に活動中デス
ギャルゲー、音ゲー、RPG系、シュミレーションゲームが好き
格ゲーやアクションは苦手

感想・お問い合わせは下記マデ(☆を@に変えてねっ)
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