ビスケット通信
小説(とたまに絵)を書いてるブログです。 現在更新ジャンルは本館で公開した物の再UP中心。 戦国BASARAやお題など。
蕩ける太陽、微笑む月(光就/R18/鬼畜裏→甘/その1 )
- 2011/05/06 (Fri)
- 戦国バサラ |
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*若干どろどろしてます。
*話の深い意味は考えるほど分からなくなるので気にしないも良し、深く考えるのも良し、ご自由に…。
―――――――――――
「外に出ましょうか」
そう言われて、思考停止した。
「…?」
「今日は機嫌が良いので、貴方と外へ行こうかと。たまには貴方も陽射しを浴びねば」
こちらの返答を待たずに、光秀が鎖を引っ張って、無理矢理に立ち上がらせられる。
今までずっと暗い屋内に閉じ込めたきりだったのに珍しい、と思った。
「ひ、ひぃあっ…ん、うっ…!」
悲鳴に近い声が出る。
痛く、苦しく、辛く。
息をすることすらままならず。
痛む両手。手枷により拘束されたままの両手では、口から漏れる唾液を拭うことも出来ない。
あれから目隠しをされ、何処へ連れて行かれるかも分からずにひたすら歩かされ、漸く目隠しを外されたかと思えば何処かの森らしい場所。少し拓けた場所だが生い茂った草木から人の侵入が拒まれる地なのだと思った刹那――突然地面に押し倒されて、いつものように淫行に至った次第。
外での行為には固い地面に背骨が痛み、体が悲鳴を上げた。
生い茂る雑草が擦れて、体に擦り傷を作り、それに加え光秀の噛み付きも相まっている。
それ等により出来た傷などにより生まれた血の匂いと、潰れた草の汁の匂いが鼻腔を掠めた。
「っ…う、くっ…は」
背中に爪を立てられ、苦痛に涙を溢す。
血が滲みそうな痛みに草を握り締めて、くり返される淫辱行為にただひたすら耐えた。
己の体に慣らしもせず無理矢理その意気立った物を挿入し、繰り返し幾度と犯す光秀は狂気の沙汰に染まりきっていた。
恍惚とした表情の光秀が、微笑む。
それが慈しみや愛しみの微笑みでないことは、今まで重ねた行為から、察したくはないが、自然と察してしまった。
異物を入れられるか、それとも爪をたてられるか。それら仕打ちを思い出すだけで傷口が、ずくずくと痛んできた。
「んっ……ぁ…光秀」
ふと痛みを与えていた逸物が引き抜かれた感覚に、名残惜しさを感じてしまう己が浅ましく思う。
視線を光秀に向ければ、くすっと笑われた。何か、可笑しかっただろうか。
「おやおや随分と名残惜しそうな目をしていらっしゃる…」
そう言い携えた微笑みは変わらずに、光秀は淡紫色の巾着袋から小瓶をひとつ取り出した。内容物は何だろうか。
「四つん這いになってください」
なにをされるか恐ろしという反面、徐々に期待で早まっていく鼓動。そんな浅ましい心身に感じる嫌悪感。
痛む体を庇いながら起き上がって四つん這いになれば、
「はぅっ」
高さが足りなかったらしく、ぐいっと両手で腰を高く持ち上げられる。
不意の刺激にぴくりと震えた体。
きゅぽんと小瓶の蓋を開ける音が聴こえ、後孔を指で押し広げられるのを感じた。体の中に何か入れられるらしいが、それが潤滑油の類いではないだろうなと思う。
「んっ…冷たい…」
予想は当たり、ぴくりと体を震わせると同時、冷たい液体が腸内に注ぎ込まれるのを感じた。
内に指で塗り慣らされ、その粘膜内を弄られた事による微々な快楽と、傷ついた粘膜に感じる痛み。
液体が掻き混ぜられる卑猥な水音は、聴覚の刺激というものから興奮という快楽に変換され、痛みに弛緩しきっていた逸物が弛く起立してしまう。
「あ…ぅあっ」
それに気付いたか否や、或いは元からするつもりであったのかは分からないが、逸物自体にも液体が丹念に塗りこまれた。
「はっ、あ…あっ、ふぅっ…」
手のひら全体に、指先で細部へと塗り広げられ、その手つきは優しくありながらも弱い部分は強く刺激するという、久しい直接的な快感に再度身を震わせる。
空いた手が太ももに這わされる。
くすぐったいような、だがその擽ったさがぞくぞくとさせられる間接的な気持ちよさ。所謂性感帯。光秀はそれを分かっていて、その性感帯を触り刺激し愛撫するのだ。
「ふふ、くすぐったいですか?」
「ん、結構…な」
初々しい恋人同士の戯れにも似た会話の雰囲気。幾月振りだろうか。暫しの監禁により分からなくなった年月からは分からないが、その懐かしさに胸があたたかくなった。
与えられる、体への口付け。太ももに、恥骨や尻全体。
久々な優しい愛撫に昂る興奮。
「ん……あ、はっ…はぁ、み…光秀……何や、変っ…だっ」
「…何がですか?」
光秀の変わり様もなのだが、
「か、らだ、熱…ぃ」
熱くなっていく体に異変を感じた。特に、秘部が異常に熱を帯びている。
更には呼吸が乱れていき、じっとしていては気が狂ってしまいそうな性急さに駈られてゆく。
「そうでしょうね、此処もかなり…」
「ひぁんっ!!」
いきなりぎゅっと逸物が掴まれ、突然走った快感に早すぎる絶頂を迎える。
「あ、はあっ…ひ…はっ」
達した事で脱力し、力の入らなくなった腕は、ずるずると体を地に伏せさせた。
…が、そう時間も経たずに達したばかりなはずの逸物が膨張してゆく。
ちくちくと触れる草が体を刺激して、熱くなった体はそれすらも快感に変えている。
足りない足りない、足りない。
「腰、動いてますよ、元就公?」
「っ……う、るさ…ぃ」
意識せずとも体が勝手に快楽を求め、腰が動いてしまうのは悲しい性、否定が出来ない。
だが、きっと両手を拘束されていねば今にも手で触れていたかもしれない。それほどにも昂ってしまい、どうしようもない衝動に襲われている。
媚薬の効果であるらしい異常な反応に、狂いそうだ。
「光秀、手、外しては…くれぬ、か」
振り向いて、願い乞う。
だが光秀は微笑んで、体をなぞるだけで。
「あ…あぁ…光秀、あっ」
残念ながら願いは無言で却下され、体をうつ伏せから仰向けに返された。
next
*話の深い意味は考えるほど分からなくなるので気にしないも良し、深く考えるのも良し、ご自由に…。
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「外に出ましょうか」
そう言われて、思考停止した。
「…?」
「今日は機嫌が良いので、貴方と外へ行こうかと。たまには貴方も陽射しを浴びねば」
こちらの返答を待たずに、光秀が鎖を引っ張って、無理矢理に立ち上がらせられる。
今までずっと暗い屋内に閉じ込めたきりだったのに珍しい、と思った。
「ひ、ひぃあっ…ん、うっ…!」
悲鳴に近い声が出る。
痛く、苦しく、辛く。
息をすることすらままならず。
痛む両手。手枷により拘束されたままの両手では、口から漏れる唾液を拭うことも出来ない。
あれから目隠しをされ、何処へ連れて行かれるかも分からずにひたすら歩かされ、漸く目隠しを外されたかと思えば何処かの森らしい場所。少し拓けた場所だが生い茂った草木から人の侵入が拒まれる地なのだと思った刹那――突然地面に押し倒されて、いつものように淫行に至った次第。
外での行為には固い地面に背骨が痛み、体が悲鳴を上げた。
生い茂る雑草が擦れて、体に擦り傷を作り、それに加え光秀の噛み付きも相まっている。
それ等により出来た傷などにより生まれた血の匂いと、潰れた草の汁の匂いが鼻腔を掠めた。
「っ…う、くっ…は」
背中に爪を立てられ、苦痛に涙を溢す。
血が滲みそうな痛みに草を握り締めて、くり返される淫辱行為にただひたすら耐えた。
己の体に慣らしもせず無理矢理その意気立った物を挿入し、繰り返し幾度と犯す光秀は狂気の沙汰に染まりきっていた。
恍惚とした表情の光秀が、微笑む。
それが慈しみや愛しみの微笑みでないことは、今まで重ねた行為から、察したくはないが、自然と察してしまった。
異物を入れられるか、それとも爪をたてられるか。それら仕打ちを思い出すだけで傷口が、ずくずくと痛んできた。
「んっ……ぁ…光秀」
ふと痛みを与えていた逸物が引き抜かれた感覚に、名残惜しさを感じてしまう己が浅ましく思う。
視線を光秀に向ければ、くすっと笑われた。何か、可笑しかっただろうか。
「おやおや随分と名残惜しそうな目をしていらっしゃる…」
そう言い携えた微笑みは変わらずに、光秀は淡紫色の巾着袋から小瓶をひとつ取り出した。内容物は何だろうか。
「四つん這いになってください」
なにをされるか恐ろしという反面、徐々に期待で早まっていく鼓動。そんな浅ましい心身に感じる嫌悪感。
痛む体を庇いながら起き上がって四つん這いになれば、
「はぅっ」
高さが足りなかったらしく、ぐいっと両手で腰を高く持ち上げられる。
不意の刺激にぴくりと震えた体。
きゅぽんと小瓶の蓋を開ける音が聴こえ、後孔を指で押し広げられるのを感じた。体の中に何か入れられるらしいが、それが潤滑油の類いではないだろうなと思う。
「んっ…冷たい…」
予想は当たり、ぴくりと体を震わせると同時、冷たい液体が腸内に注ぎ込まれるのを感じた。
内に指で塗り慣らされ、その粘膜内を弄られた事による微々な快楽と、傷ついた粘膜に感じる痛み。
液体が掻き混ぜられる卑猥な水音は、聴覚の刺激というものから興奮という快楽に変換され、痛みに弛緩しきっていた逸物が弛く起立してしまう。
「あ…ぅあっ」
それに気付いたか否や、或いは元からするつもりであったのかは分からないが、逸物自体にも液体が丹念に塗りこまれた。
「はっ、あ…あっ、ふぅっ…」
手のひら全体に、指先で細部へと塗り広げられ、その手つきは優しくありながらも弱い部分は強く刺激するという、久しい直接的な快感に再度身を震わせる。
空いた手が太ももに這わされる。
くすぐったいような、だがその擽ったさがぞくぞくとさせられる間接的な気持ちよさ。所謂性感帯。光秀はそれを分かっていて、その性感帯を触り刺激し愛撫するのだ。
「ふふ、くすぐったいですか?」
「ん、結構…な」
初々しい恋人同士の戯れにも似た会話の雰囲気。幾月振りだろうか。暫しの監禁により分からなくなった年月からは分からないが、その懐かしさに胸があたたかくなった。
与えられる、体への口付け。太ももに、恥骨や尻全体。
久々な優しい愛撫に昂る興奮。
「ん……あ、はっ…はぁ、み…光秀……何や、変っ…だっ」
「…何がですか?」
光秀の変わり様もなのだが、
「か、らだ、熱…ぃ」
熱くなっていく体に異変を感じた。特に、秘部が異常に熱を帯びている。
更には呼吸が乱れていき、じっとしていては気が狂ってしまいそうな性急さに駈られてゆく。
「そうでしょうね、此処もかなり…」
「ひぁんっ!!」
いきなりぎゅっと逸物が掴まれ、突然走った快感に早すぎる絶頂を迎える。
「あ、はあっ…ひ…はっ」
達した事で脱力し、力の入らなくなった腕は、ずるずると体を地に伏せさせた。
…が、そう時間も経たずに達したばかりなはずの逸物が膨張してゆく。
ちくちくと触れる草が体を刺激して、熱くなった体はそれすらも快感に変えている。
足りない足りない、足りない。
「腰、動いてますよ、元就公?」
「っ……う、るさ…ぃ」
意識せずとも体が勝手に快楽を求め、腰が動いてしまうのは悲しい性、否定が出来ない。
だが、きっと両手を拘束されていねば今にも手で触れていたかもしれない。それほどにも昂ってしまい、どうしようもない衝動に襲われている。
媚薬の効果であるらしい異常な反応に、狂いそうだ。
「光秀、手、外しては…くれぬ、か」
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残念ながら願いは無言で却下され、体をうつ伏せから仰向けに返された。
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